山 行 記 録 No.24
                               

赤城山(1828m)

2002年 12月  21日(土)
メンバー : リーダー ・ NT君 ・ ラベンさん  3名
日程:     自宅 →(車)新座駅→(車)赤城山(黒檜山登山口)→ 黒檜山頂上→ 登山口 →
曇りのち雪  
6:10     6:20/6:40       8:45/9:00                10:10/10:15   11:10/11:20 
          →(車)赤城神社 → (車)新座駅 → 自宅
                 11:25/12:30      15:00/15:05      15:25  
自己評価 :  眺望★ /危険度★★★ /疲労度★★ /達成感★★ /満足度★★   

                                    
 
                                       赤城山(黒檜山)山頂                   
はじめに
赤城山は広い裾野が印象的な山でスキーでよく上越方面に行くとき高崎や前橋あたりで
右手前方に平野が終わって最初に見えるなだらかな大きな山といえば見覚えの多い人も多い
かもしれない。
10月に五竜に行ってから天気が悪かったり忙しかったりで山に行く機会がなかった。今回はNT君
と冬は奥多摩か丹沢でも行こうと約束。前からこの日を予定していたが天気予報は雨か雪で最悪
の予報。しかも南岸ほど天気が悪そうで午後からは本格的に崩れそうなので、ちょっと北のほうで
簡単に登れそうな山ということで赤城を選んだ。
天気が悪くても雨より雪のほうがまだよさそうだし・・・。

この山の上はさほど雪は多くなく登るのは簡単そうだがさすがにもう真冬。気候は結構太平洋側
に近いが関東にも大雪があったので、ある程度の冬山登山を覚悟する。
     
日帰り
リーダーは前日夜遅くまで飲み会にうつつをぬかし帰りが遅くなってしまった。しかも前日まで丹沢
に行く予定だったが、この飲み会の最中に急遽赤城に行き先を変更した。

朝、2日酔いで最悪の体調の中、遅めに関越の所沢I.Cに近い新座駅に集合。
今回我が登山隊に入隊、初参加のラベンさんとNT君と3人で車で出発。前橋I.C経由で赤城山の
大沼ほとりの登山口を目指す。

車が赤城山の登りにさしかかるまで山がうっすらと見えていたが次第に天気は悪くなり見えなく
なる。しかも雪がだんだん多くなり山は白くなっていた。10日位前に降った雪が融けていないよう
だ。
登山口に着いた時は曇りで天気はなんとか持ちそう。しかしというかやはりというか登山道は登り口
から雪がたっぷり付いておりアイゼンも最初から着けての登りとなる。
いきなりの急登で雪もあるが結構登り易い。尾根伝いに出ると結構風が強く霧氷も出来ている。
          
          雪と霧氷の登山道          黒檜山頂上

コースはすべて雪が付いていたがよく踏まれておりアイゼンさえあれば問題なし。途中カッパを
着ている間、単独行のオジサンが追いつきそうになって来たがいつのまにか姿が見えなくなる。
百名山とはいえ、さすがにこの寒い天気の悪い中、登りに来る物好きはいないようだ。

コースタイムは1時間30分で登山口から頂上まで着くことになっているが雪道にもかかわらず
1時間ちょっとで山頂に到着。しかし眺望はまったくなし。残念ながら写真だけ撮ってすぐ下山
する。途中猫岩付近で少しガスが晴れ、半分以上凍結した大沼が見えるかなり幻想的な雰囲気
で面白い。一瞬冬のオホーツクのようだ・・。

さらに下った所でリーダーは足場の悪い所で木をつかんで降りようとしたが油断して軍手をして
いた手が滑って転倒。5mほど落下、胸と尻を打ったがその時はあまり痛みもなく、たいしたこと
ないと思っていたがあとで病院でレントゲンを撮ったらなんと肋骨にヒビ!!

やはり山は油断大敵です・・・。

登山口まで下山道に一人すれ違っただけで人気のない登山道だった。そのすれ違った人と
最初に会った単独行オジサンも途中で引き返してしまったようでこの日に頂上に行ったのは
我々だけのようだった

下山後、赤城神社でお湯を沸かし食事をしてその後参拝。
              
                
雪の赤城神社

帰りは下山途中から降り出した雪が激しくなる中、車を走らせ途中みぞれになったが結構な
大降りの中集合した新座駅に戻り解散。
冬山は行かないというポリシーを曲げていった初の冬山積雪期の登山だったが、肋骨にヒビ
という結果以外は満足した。
あまり冬山にははまらないようにしなければ・・・・。