山 行 記 録 No.27                         

天城山(1406m)

【日程】 2003年 2月 15日(土)
  【メ ンバー】  リーダー ・ 奥様  2名
 晴れ時々   自宅 →(車) 天城高原ゴルフ場登山口 → 万二郎岳  → 万三郎岳(頂上) → 万二郎岳
 曇り 
       6:50         11:10/11:25            12:35/12:55      13:40/13:50     14:35/14:40
        →天城高原ゴルフ場 →(車) 伊豆高原 → 自宅

             15:25/15:45                    22:00     
自己評価  眺望★★ /達成感★★  /危険度★★  /疲労度★★ /総合評価★   
        
    

  
    天城山(万三郎岳・奥の小さなピーク)                天城山(万二郎岳)

はじめに
冬のこの時期の山登りには必ず雪が登場する。アイゼンを付け寒い中の長い登りは
お気楽登山隊のポリシーに合わない。今年は12月の上旬から関東の平野部でも
雪が積もり、どの山にも多かれ少なかれ雪がある。その中で少しでも暖かく雪の少ない
山で百名山というと本州の近場ではこの山しかないだろう。

     
日帰り
週末は土曜日だけ晴れの予報。以前から冬の間に天城山に行く予定だけは立てていた。
山に登ってその後ゆっくり温泉の予定だったが、このところスキーに行き過ぎ金欠気味。
日帰りに変更して行くことにする。
朝、早めに出発する予定がちょっとグズグズして出遅れたため道路が渋滞。9時頃には
登山口に行くつもりが11時を廻ってしまった。駐車場には20台位の車があった。

登山口の天城高原ゴルフ場は面白いコースで、大昔(8年位前?)会社の半接待ゴルフ
で、すぐ横の東急ハーベストクラブに泊まりプレーしたことがある。秋の紅葉の一番いい
時期で快晴の中プレー。さぞかしスコアーも・・と思いきや、グリーンが大きくうねって
(ポテトチップのように)いて、パットの得意なリーダーもスコアーがまとまらなかった
苦い覚えあり。

遅い到着だったのですぐ準備していざ出発。登山口で下山してきたオジさんとすれ違った
ので様子を聞こうとしてたらむこうから話しかけてきて 「登山道はかなりぬかるんでいて
雪もあるから時間かかるよ。往復5時間位みたほうがいい」 と言われた。特に涸沢経由
は雪で歩きづらいとのこと・・。この時間から5時間じゃ戻る頃には暗くなる?ほんとかな・・
コースタイムは4時間10分なんだけど。我々ド素人に見られたのか・・。そんなにかかる
わけないだろと思いながら登り始める。(そうはいえ奥様連れなのでやはり少し不安)
  
    登山口駐車場             登山口               万二郎岳

登り出してすぐ奥様の脚色が悪い。足にマメが出来てたのが靴にあたるらしい。ホントに
時間かかりそうな展開になってきた。万二郎岳までは広葉樹の樹林帯で前半はほとんど
平坦で、後半も緩い登り。汗もあまりかかずに登る。確かに雪が所々あり、大きな霜柱
あり、ぬかるみありと、あまりいい状態ではないが登りにはほとんど支障はない。

万二郎岳頂上で昼食。奥様はやはり足のマメが痛いと言うのでここでリタイヤーして
引き返す。リーダー単独となったので、ここからは飛ばす。。万三郎岳までの登りは
途中小さなピークを登って降り、また登り返す嫌いなパターン。アセビの木のトンネル
の中、少し凍った道を早足で行く。途中、登山口で見かけた10名ほどの先行していた
高齢者パーティーを追い抜き、最後の20〜30メーターはキックステップでも厳しい凍った
登りをなんとかアイゼンを付けずに無事到着。眺望は期待していたほどではなく、木が
邪魔してあまり見えない。しかし頂上への登り途中からは相模湾や大室山などが見えた
があいにく富士山は雲に隠れてしまった。(途中の車の中からは見えてたのに・・)


天城山山頂

山頂付近からの景色

帰り道は頂上直下のわずかな距離だが硬い雪が気になったのでアイゼンを付けて降り
すぐはずす。万二郎岳の登り返しで少し疲れたが、あとは一気に下り、奥様待つ駐車場
に到着。亀足奥様に少しお付き合い&休憩入れても4時間で戻って来た。行きに5時間
かかると言ってたオジさんのちょっと慎重且つ無責任な発言に少しムッとしたがただ確か
にぬかるみや所々の雪で少しタイムはロスした感じ。スパッツがないと、どろんこになって
しまうだろう。
下山後は伊豆高原にある「高原の湯」で温泉に入り、近くのR135沿いのイタリア料理の
お店で食事をして帰った。
     

おまけ
行きの出発が遅くなったので東名の厚木から小田原厚木道路、箱根ターンパイク、伊豆
スカイラインと一番時間のかからないルートで行ったが、通行料が高い。。知ってはいたが
改めてそう思った。
帰りに寄った「花水木」というイタリアンレストランはTVで何回も紹介されたこともある店。
去年はかなり混んでいて予約しないと入れないくらいだったが、今年はガラガラだった。
味はかなりいいのでお薦めのお店です。
今回はここに行くから山行こうぜと言って、寒い時期山に行きたくない奥様を連れ出した。
しかも旅費・食事代すべてこちら持ち。。。