山 行 記 録 No.37                         

大菩薩岳(2057m)

【日程】 2003年 8月 3日 (日)
  【メ ンバー】  リーダー単独
晴れ  自宅 →(車) 上日川峠(ロッジ長兵衛) →  福ちゃん荘→(唐松尾根経由)  雷岩→ 大菩薩嶺 → 
        3:15        5:25/5:35               5:50                  6:35   6:40/6:50   
     雷岩 → 賽ノ河原 → 大菩薩峠(介山荘) → 福ちゃん荘 → 上日川峠(ロッジ長兵衛)→ (車) 自宅

       6:55      7:15         7:25/7:35             8:00      8:15/8:25                 11:05
自己評価  眺望★★★ /達成感★  /危険度★  /疲労度★ /総合評価★ 
        
    

                  
                          大菩薩峠
はじめに
大菩薩岳はお手軽に行ける山として有名で楽に登れる割には景色が良く、楽しめる山というイメ
ージで、知り合いの人もよく夫婦で何回も登ったりと、近場で初心者から熟練者まで気軽に行け
ると聞き、そのうち行ってみようかと考えていた。
    

日帰り
今年の梅雨はなかなか明けずに7月は山の予定が中止になったり、行っても雨に降られたりで
天気には恵まれなかった。
前日(2日)にようやく梅雨も明け、予報も良さそうだったので急遽どこかに行こうと思ったが、あ
まり遠くには行けず、しかもあまり低い山だと暑さにやられそうなので、近場で適当に高度がある
大菩薩に決めた。
車で朝暗いうちに出発。中央道の勝沼経由であっという間に朝5時半前に上日川峠に到着。福
ちゃん荘前まで行き、車を置こうと停めたら、福ちゃん荘の人が出てきてここは朝6時からしか停
めたらダメだと言われ(車を置いた前の看板にも書いてあった)戻るよう言われたので、仕方なく
ロッジ長兵衛前の駐車場に車を置き、ここから登ることにする、時間にして15分位のロスだが仕
方ない。(6時まで待ってからいく手もあったが・・・)

朝早いが既にもう何人か登り始めている。さすが、お手頃・人気の山。早速リーダーも登り始める
福ちゃん荘までは車道と登山道の両方あるが、車道を行く。福ちゃん荘からは唐松尾根経由で
山頂を目指す。
樹林帯のやや急な登りをゆっくりと登る。次第に樹林が切れ出し、後ろを振り返ると富士山が見
える。さすがに前日梅雨明け、山に来たのが正解・・。と、喜びながら、写真でも写そうかとカメラ
を探したが、ない!・・。なんと車に忘れてきた大ドジ・・・。頂上の写真撮れねーじゃん・・。

まぁ、気を取り直し、ややぬかるんだ道を後ろを振り向き富士山を眺めながら登る。道端には花も
結構咲いており、退屈しない道だ。

ゆっくりペースに感じたが、あっという間に雷岩に到着。ここで富士山と南アルプスの山々をじっく
り眺め、頂上に向かう。かなりぬかるんだ道を少し行くと山頂だが、眺望は木々に囲まれて望めな
い。頂上碑には日本百名山でなく山梨百名山と刻んであった。。んんんー。
    
  大菩薩峠にてポーズ       奥多摩方面の山々        大菩薩の尾根

早速、下山開始。帰りは大菩薩峠・介山荘経由で戻る。ここまで数名の人としか会っていなかった
が、徐々にすれ違う人が多くなる。大菩薩峠までは快適な稜線の下り道。着いたら早速介山荘で
使い捨てカメラを買い、景色をパチパチ。さっきまで山の蔭になっていた奥多摩の山々。雲取や御
前山?らしきところを撮り、介山荘の愛想のいいおじさんに大菩薩峠の石碑で自分も写してもら
った。

このおじさんの話によると、この日は久しぶりの晴れ間で、前日もガスっていて見晴らしがきかず
いいときに来たねーと言ってもらって満足・・・。
    
   人造湖がみえる       正面に富士山(ちょっと見えない)   上日川峠(ロッジ長兵衛)

峠からはダラダラの下り道をゆっくり下ると、すぐに福ちゃん荘前に着いたが、ほんの2時間前に
は誰もいなかったのに、大勢の人がいてビックリ・・・。
そのまま、ロッジ長兵衛まで戻って、束の間の山登りタイムの終了となった。。。
そして家には午前中のうちに戻ってしまった。

     

おまけ
お手軽に景色や花などの山の魅力が簡単に楽しめるっていうことでは初心者にはお薦めの山と
思った。
今度またゆっくりのんびり歩いてみたいと思わせてくれる。
やっぱ夏より紅葉の頃がいいか・・・。