山 行 記 録 No.112
恵那山(2191m) |
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【日程】 2006年 7月 15日(土) | 【メ ンバー】 お気楽・TAKEMARUさん 2名 |
天気 自宅 →(車) 広河原登山口手前駐車スペース→ 広河原登山口 → 1700m地点 → 県境稜線 晴れ 2:30 6:20/6:40 7:05 8:10/8:13 9:07/9:12 恵那山山頂三角点 → 恵那山最高点 → 山頂三角点 → 風穴 → 駐車スペース→ 9:35/9:40 9:52/9:56 10:09/10:38 12:18/12:23 12:51/13:10 昼神温泉 → (車) 自宅 20:05 |
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自己評価 眺望★★☆ /達成感★★☆ /危険度★ /疲労度★★★ / 総合評価★★☆ |
恵那山最高点より西側のピーク | 恵那山 山頂標 |
はじめに
海の日3連休で夏山シーズンも本番かと思っていろいろ計画したものの、やはりというか梅雨は
明けなかった・・。(今年はちょっとは早く明けると思ったが・・)恵那山は計画の中には全く
入ってなかった。標高がそれほど高くないので夏は暑くて大変と思って秋にでも行こうかとして
いたが、行く予定だった北アや頚城山塊の方は天気予報が悪く、3連休で唯一予報が良かったの
が南の方・・つまり南アや中央アルプス南部の方が比較的予報がまともだが連休初日のみ・・。
というと行く山も限られ、自分が未踏の百名山だと日帰り可能なのは??鳳凰三山か空木岳とか
だとギリギリ日帰り出来そうだがかなりキツイし炎天下の中わざわざピークを踏みに無理して行
くこともないだろうと思い残ったのは恵那山しかなくなった。ようやく予定が決まったのが前日
で、穂高に行く予定をやはり天候不良で止めたTAKEMARU君を誘ってスケジュール確定は前日の夕
方になってしまった。
恵那山の印象は中央道から一度見たことがあった時、裾野の広い大きな山だったいうものだが、
他にはあまり印象のない特徴の無い山というイメージだったがどうでしょう??
山行記
暑さが予想されたので朝早く行きたいが寝ないで行く事もキツイ。TAKEMARU君とは中央の石川PA
で3時半に待ちあわせして出発。
飯田ICから広河原登山口2km手前の駐車スペースまではスイスイと行けた。林道は狭いが舗装さ
れており道は噂ほど悪くない。2km手前の駐車スペースはもうすっかり定着しているようで、登
山口には駐車スペースが無いことからもうこのままこのスペースが登山口と言えるのかも。。
(林道の状況は念のため阿智村役場に問い合わせしてから出掛けることをお勧めします)
駐車スペース(こんな格好で登ります・・) | 林道のゲート |
心配していた駐車スペースはまだ車も少なく台数も20台近く置けそう。
早速準備して出発。この
この日は足のあちこちに不安があったため、ユニクロのドライコンプレッションスパッツに短パン
ハイソックス姿で登るも、足にはいいが・・・暑い・・蒸れる・・!。。
いい天気♪ | 恵那山広河原ルート登山口 |
天気は予想通り晴れ。 まだ日陰は涼しい♪。
広河原登山口までは林道をゆっくり歩く。
増水時は注意! | 樹林帯の急登 |
丸太と木で出来たしっかり造ってある橋を渡る(増水時危険・・注意)といきなり急登。
汗が一気に吹き出す!暑い。。
先が思いやられるが道は良く整備されており登り易いのが救い。。
1716mと看板にはイタズラ書き、ホントは1700m? | 晴れ過ぎるのも暑い・・ |
濃い樹林帯を黙々と登ると次第に風が出てくる・・。暑さもこの風で和らいで来てちょっと助か
った気分。前を行くTAKEMARU君のペースも調子が悪いのかいつもの玉砕ペースでなくてゆっくり
なのでついていくのも全然苦しくない・・。
標高1700mを過ぎたあたりからは徐々に眺望も広がり右手には神坂峠から恵那山に至る尾根が、
後方には南アルプスの姿が屏風のように広がる・・やはり天気予報通りで北の方は雲が多い。。
南アルプス方面 | 少し眺望が広がるが暑い・・ |
さらに登って行くとやがて黒井沢ルートと合流する県境の尾根に達する。
あとひと登りとなるので安心する・・。
青空は綺麗だが少し雲も欲しい・・・ | 県境尾根の看板 |
山頂迄は緩やかな登りで着いた♪。
三角点と看板を確認して記念撮影。
黒井沢から登って来たという人と会ったが藪こぎで大変だったとボヤいていた。。
山頂標と三角点 | バイオトイレ |
山頂三角点で満足して帰るのもなんだし、折角だから恵那山の最高点まで行く事にする。
僅か2m位の差なんだけどまたいつ来るか分らないし・・。
途中バイオトイレと避難小屋を通るがどちらも大変綺麗だ!
山頂避難小屋 | 最高点にある新しい祠 |
最高点にある祠は新しくて綺麗だが、ここが最高点だとかの表示が無くて見落としそうだ。
ここの脇からの景色はかなりいい。
山頂脇より南アルプス方面 | 山頂付近より岐阜県側(中津川?)の景色 |
恵那山の眺望は樹林が邪魔で確かにあまり期待出来ないが少し場所を変えればそこそこの眺望が
望める場所もあるので方向を考えながら景色を見てみるのもいい。
山頂三角点に戻って休憩していると続々人が登ってくる。。暑いのにお疲れさまです。。
やはりさすがに百名山です。この日はなぜか男性グループが多くいつものオバちゃん軍団が少な
かった・・・。
休憩後は午後の天気も心配なので早速下山することに。
TAEMARU君はさすがに下りは速く追いついていけない。このところずーっと山スキーばかりだった
ので足で下ってないことが続いたので下りは足に堪える・・。
気温も上がって下りでも汗ビッショリ・・。
ようやく広河原近くになって、行きにチェックした風穴の看板。これは立ち寄って涼んで行こう
と行ってみたが確かにえらく涼しい♪
風穴入口の看板 | 風穴は涼しい♪ |
風穴の場所は川のすぐ横で行きに渡った橋よりも下流。登山道に戻るにはかなり登り返さなければ
ならない・・。
面倒なので川を徒渉して対岸の林道に登って戻ることにしたが、いい徒渉地点が見つからず汗・・
適当な所でジャンプしてなんとか靴を少し濡らしただけで渡れた♪。
TAKEMARU君の徒渉シーン | 無事駐車スペースに帰着 |
最後は林道を歩き途中の湧き水で顔を洗ったり冷やしたりして無事駐車スペースまで戻った。
帰路は昼神温泉で汗を流してから帰った・・・が、帰りの中央道は途中バケツをひっくり返した
ような大雨やら途中で覆面パトに捕まりそうになるなど眠気覚ましになった!?。。
しかし帰りの大雨にはホントビックリ・・・早く登って早く降りて正解だったかも・・。
あとがき
恵那山は何が特徴ある山かと考えてみたがこれといった特徴の無い地味な山。。岩とか花とか急登
とか景色とか何が印象に? 強いて言えば南アルプスのほぼ全景が綺麗に見えたのが印象に残った
が、あとはあまりなかった。登った時期があまり良くなかったのかもしれないが印象の無いのが印
象に残ったという感じになってしまった・・。。
決して悪い山とかいうことではないんですが・・・。
久々の普通の山登りだったのか筋肉痛になってしまった。。もっと鍛えておきたいとこです。
原因はやはり下り。。