山 行 記 録 No.121
箱根旧街道(旧東海道) |
|
【日程】 2006年 12月 2日(土) | 【メ ンバー】 お気楽単独 |
天気 自宅 →(電車) 箱根湯本→ 畑宿 → 甘酒茶屋 → 元箱根 → 箱根園 晴れ 6:20 9:50/10:00 11:23/11:28 12:16/12:18 12:44/12:55 13:23/13:50 → (バス)新宿 → (電車) 自宅 16:30 |
|
自己評価 眺望★★★ /達成感★★★ /危険度★ /疲労度★★☆ / 総合評価★★☆ |
はじめに
以前「お気楽登山隊」にて計画した箱根旧東海道を箱根湯本駅から芦ノ湖畔の元箱根まで登ると
いうこのコースプランは雨のため中止になったことがあるが、前々から行きたかったこのコース。
まっぷるのハイキングコースには下りのルートで紹介されていたが、登りとなるとそこそこハー
ド。標高差も700m強あるし、距離がかなりある。車で走っても登り応えのあるコース?なので
結構しんどそうか・・・。
山行記
当日朝は前日の会社関係の忘年会で夜遅くなり、かなりつらい早起きとなったがなんとか出発!
しかし新宿から小田急のロマンスカーで寝て行こうと画策していたのだが・・なんと小田急線が線
路に亀裂が入ったとかで不通!!
しゃーない・・振り替え輸送の湘南新宿ライン&東海道線で小田原まで行き、乗り換えて箱根湯本
まで行く事にした。。もう眠いのでグリーン車で寝てこうとしたのだがあまり寝られなかった。
小田原駅や箱根湯本駅は行楽シーズンではないのに週末のせいかかなりの人出。
箱根湯本駅 | 箱根湯本温泉 |
さて、混雑を避けて速攻で駅を降りて1号線の地下道をくぐり、橋を渡って旧街道歩きのスタート。
いきなり急な登りとなるが、すぐに下りになり、湯本のこじんまりとした旅館の中を歩く。
車の通りが多く道が狭いので通行は要注意・・。
これは車道を歩く時は畑宿辺りまでこの状態が続く事になる。
湯本富士屋ホテル下からスタート |
スタートからいきなり急登になり、ハイキングのじーちゃんばーちゃんがしんどそうにしちる所を
軽く追い抜いて少し行くと公園のような場所があり、すぐ下りに。。下った場所が民家や小さな旅
館が並ぶ温泉街。看板に従って狭い車道を登って行くが風が強くて意外に寒い。しかし早足で歩い
ているせいか汗がジワっと出てくる。
椿と紅葉 | 須雲川の歩道標識 |
紅葉は湯本付近が見頃といことで来てみたが結構山の上の方もいい色付き具合。椿の花も多く咲い
ている♪。
途中から旧街道らしく江戸時代の石畳の道に入る。昔の旅人も通ったこの道の旅情に触れながらの
歩きは歴史を感じる。
江戸時代の石畳の道 |
途中でかなりいい発色具合の紅葉もあったが、針葉樹も多くて全山真っ赤という訳にはいかない。
紅葉@ | 紅葉A |
途中の畑宿で一休み。
ここは江戸時代からの宿場。寄木細工の店なども並ぶがシーズンオフなのか閑散としている。
畑宿 | コース案内の看板 |
畑宿を過ぎると登り坂も次第に傾斜を増し歩くスピードもダウン。自転車で登ってる人も少し見かけ
たが歩く速度とあまり変わらない位ゆっくり登っている。
道は箱根新道と並行している場所を過ぎたあたりでかなり高度があがったのか景色が開け、見晴らし
が良くなる♪
甘酒茶屋 | 二子山 |
甘酒茶屋はどんなとこか楽しみにしていたが、道路沿いのなんともない場所にあったためあまり風
情がなかった。車の通らないような場所にあればもっと旅情を誘ったと思うのだが・・。
やがて道は二子山を右手に見て少し登ったあたりが今回のルートの標高の一番高い場所。
特に標識は無かったが・・。ここを通り過ぎるとやがて芦ノ湖が見えてゴールが近づく。
元箱根 | 芦ノ湖 |
元箱根の旅館街を過ぎ芦ノ湖畔で少し休憩。。
湖は風が強く白波が立っていて寒々しく、人影もまばら・・。
さて最初の目的地はここまでだったが、湯本までバスで戻るのもなんだし・・もう少し歩いて箱根
園まで行き、そこから直通バスで新宿まで帰ることにした。
紅葉の残る箱根神社の鳥居 | 箱根園の駒ケ岳ロープウェイの乗り場と駒ケ岳 |
箱根園まで途中箱根神社の下を通って行く。湯本よりかなり標高が高い割にはまだ鮮やかな紅葉が
残っていた♪
箱根園までの道は狭いのに車がバンバン通ってかなり歩きにくい・・。
右手に駒ケ岳の雄大な姿が見えるとゴールも近い。
やっと着いた箱根園で初めて富士山の姿も見えた♪
最後は冷えた体を暖かい飲み物で癒し、新宿行きのバスに乗って帰った。
乙女峠からの富士山の姿↓はいつも通り綺麗だった♪
最後は富士山(乙女峠バス車内より)
かなり歩いたつもりだったがなんとなく物足りなさが残ったので家に着いてからスポーツクラブ
に行って更に体を動かしてしまった・・・。
あとがき
箱根の長い坂を歩くなんて昔なら考えもしなかったが、意外に簡単なもんだ。
ただ車の通る道を歩く所も多いのであまり風情が無い。
もっと歩道があればいいと思ったが、あまり歩く人も居ないんでしょうがないでしょう・・。。
たまにはこういったハイキングコースも面白いですね。。