山 行 記 録 No.7
唐松岳(2696m) |
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【日程】 2000年 10月 6日(金)〜8日(日) |
【メ ンバー】 リーダー・奥様 2名 |
1日目 自宅 →(車) 八方(えびすや泊) 晴れ 20:40 23:35 |
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2日目 八方 →(車) 黒菱 →(リフト) 黒菱平→(リフト) 八方池山荘 → 八方池 → 丸山 → 唐松岳頂上山荘 晴のち曇り 7:00 7:20/7:35 7:45/7:50 8:00/8:05 8:50 10:20/10:40 12:05/12:15 → 唐松岳山頂 → 唐松岳頂上山荘 → 丸山 → 八方池 → 黒菱平 → 黒菱 → 八方 12:35/12:45 13:00/13:10 13:55/14:00 15:00/15:30 16:15/16:20 16:25/16:35 16:50 |
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3日目 八方 → 自宅 |
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自己評価 眺望★★★ /達成感★★★ /危険度★★ /疲労度★★★/総合評価★★★ |
八方池からの不帰キレット
1日目
金曜日の会社を早めにあがり帰宅後、車で八方まで行く。ここに泊まって翌朝に備える。
スキーの時はよくこの手を使うが、山の場合は朝が極端に早いので、あまり使えないが
今回は朝がそれほど早くないのでゆっくり出来た。
2日目
素人登山隊なので歩行時間を考え、日帰りで往復するには朝一番で八方池山荘から歩き出し
たいので黒菱まで車で行き、そこからリフトで行ったほうがゴンドラで登るより早く着きそうだった
し、ゴンドラは連休がらみで混雑しそうなのでこちらを選ぶ。しかもゴンドラよりリフト代が安い
ので人数が揃ったときはこっちのほうが得だ。
予想通り八方池山荘からの歩き出しは人が少ない。八方池までは観光がてら2回程来ている
ので歩き慣れた道。しかし夏場の夕方にここで雷の音が鳴って雨が降って来た時は肝を冷やし
た。今日は秋なのでそんなことにはならないとは思うが、雷が来ないことを祈りつつ登っていく。
そして、出だしはまずまずのペースで八方池まで行く。
八方池は朝早いのか、人もほとんどいないので池に写る山の写真撮っていく。丁度紅葉はこの
あたりが見頃でここからしばらく紅葉の中を登っていく。丸山ケルンのすぐ手前で少し登りが
キツクなるがまた少し緩くなる。休憩しながら登っていくが、奥様がバテて来てペースが落ちる。
少し頑張って登ると、曇り気味だった天気がパーっと晴れる。どうやら長野県側は少しガスが
出ていたが、富山側は快晴だった。
稜線上の唐松岳頂上山荘まであとわずかのところでナイフリッジ状の狭いところを通ると稜線
に出て、ここからは唐松岳や五竜岳の見事な展望が開ける。特に五竜は深田久弥の筋骨隆々
の見事な・・・といった表現がピッタリだ。
ここにザックをおいて唐松山頂のピストンに出かける。山頂へは見た目よりあっけなく着いた。
晴れた瞬間の不帰キレット 唐松山頂からの白馬方面
唐松岳山頂
山頂での景色を楽しんだ後、唐松岳頂上山荘まで降りて山小屋の様子を伺うが、さすがに
登って来る人も多く、大混雑との予想で「本日布団1枚で2人で寝ることになります」と看板
まで出ていた。やはり唐松−五竜と縦走する人が多いようだ。
帰りのリフトの時間が気になるので早めに下山していく。途中の少し下ったところで雷鳥を
見かけた。羽は少し白くなりかけて冬が近いことを知らせている。結構下りが長く感じられ
るが、見頃の紅葉の写真を撮りながら下る。 少し時間に余裕が出てきたので八方池で
少しゆっくりして白馬三山を眺めさらに下り、観光客に混じって八方池山荘から黒菱まで
リフトで降りた。
日帰りだが天気に恵まれ紅葉綺麗だし登りもさほどキツクなく、結構満足出来るコース
だった。