山　行　記　録　No.10 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　千畳敷カール　　　　　　　　　　　　　木曽駒ケ岳

はじめに
中央アルプスの千畳敷カールは大昔、春スキーの計画をしたこともあったが没になりなかなか
行く機会が無かった。簡単に登れる高い山でどこか探したところここはピッタリの場所で山登りか
観光か観光か山登りかというところがいい。

車で早く行って早く帰ろうと日帰りで、しかも夜中に行くことにする。しかし最近しらび平までの
道は一般車が混雑時期は交通規制が敷かれるようになり、連休とも重なるので朝一番の
ロープウェイに乗ろうと早く出発、駒ヶ根のバス乗り場に４時半過ぎに着いたにもかかわらず、
既に100人以上の人が並んでいる・・・。慌てて支度して並ぶもここで1時間、しらび平で1時間
並ぶハメになった

しかし天気は素晴らしく、千畳敷に着いたときは快晴でカールにはお花畑が広がり見事。稜線の
乗越浄土まで下から見ると結構高く見えるが登ってみると意外とあっけない。ただ人が多くて、
白馬の大雪渓のように列をなして登る。

乗越浄土から木曽駒までは巻き道のほうを通りちょっと途中狭くて危険だがあっという間に木曽駒
の頂上に着いてしまう。去年結構体力を使って登った白馬岳より標高が高いとは・・・。やはり
乗り物の威力はすごい。でも少し楽すぎ・・。

帰りもあっという間に降り、コバイケイソウが咲く場所に行ってみた。ここは数年に一度しか咲か
ないといわれているが、結構咲いている！当たり年かどうかわからないがこれだけ揃って咲いて
いるのでそうなのか・・・・。(様子はこちら)

帰りの下りのロープウェイとバスは並ばずに帰ることが出来た。
早く降りたので、帰り道は奥様のリクエストでドラマ青い鳥(トヨエツと鈴木杏主演)のロケで
使われた中央線の信濃境駅と野辺山の国道沿いにある野菜や果物の安い店に寄って
帰った。

　　　　　
おまけ
帰りのしらび平から駒ヶ根に行くバスが２回も車体を擦ってしまった。
丁度運転席のすぐ後ろの１番前の席に座っていたが、けっこうな、くねくね山道をスイスイ走って
いて、行きの運転手さんよりもうまいと思っていた直後、左の後輪あたりを岩に擦ったのか、ガリ
という音がして後部座席から歓声?(悲鳴)があがった。
そしてその直後、今度は対向したバスを避けるため左に寄って待機してやり過ごすのを待っていた
時、対向のバスがこちらの右後部を擦ってまたまた歓声があがった。わずかな時間に２回も擦る
のも珍しいことだったがあんな狭い道をバスで運転するのも大変だなと改めて感じた。