山 行 記 録 No.144  

妙高三田原山(2347m) 山スキー

【日程】 2008年 1月 19日(土)   【メ ンバー】 きむひろmoto.p大ちゃんよっしー
          あめやんTAKU・お気楽 7名 
曇り後晴れ  自宅 →(車)杉ノ原スキー場(駐車場) → 三田原第3高速リフト終点発 →
           3:20         7:00                       9:06   
        三田原稜線  →  2347mピーク  → 稜線ドロップポイント →  林道出合 → 
        10:28/10:37      10:50/10:55       11:05/11:33        12:55/13:06 
        第1ロマンスリフト乗り場着 → 杉ノ原スキー場駐車場 (ゲレンデ練習)→(車)自宅

             13:32                  13:50                      21:00  
自己評価  眺望★★★/達成感★★/危険度★★/疲労度★★/総合評価★★
     
    
池ノ峰東側より妙高山・三田原山 外輪山より妙高山

はじめに
今シーズンは順調な滑り出しだったが積雪はもう少し欲しいところ。この時期はまだ行き先が限ら
れるし、出来れば他力本願系のお手軽コースにしたい。
また関西方面からあう氏が信州方面に遠征に来るとのことで、黒姫・佐渡山・妙高三田原あたりが
候補に・・
日帰りで参加の自分としては、やはり一番積雪の不安が無く、登りが短く長く滑れる妙高三田原山
にしてもらった。

(写真は皆様からおかりしました)

山行記


関東組はすべて1泊で行くとのことで日帰りは自分一人かと思っていたが3日前になって早朝出の
日帰りなら・・ということでTAKUちゃんが行く事になり足の心配が無くなった。

当日は少し早めに出発。かなりゆっくり走っても家から妙高までは3時間半程度で着いてしまう。

杉ノ原スキー場の駐車場で待ち合わせして、朝一番のゴンドラで上がる。その上の第3高速リフト
は運行開始が8時45分からとのことで、あいにく20分程時間があるため、1日券を買った自分は第
2高速リフトを1本乗って朝イチのピステンの入った気持ちいいバーンを滑って足慣らし。
その後第3高速リフトに乗って、終点で早速出発準備。

出発準備中 ややガスってる中、最初の登り

前日の降雪が30〜50cm程度あって気温が低いためパウダーの期待が高まる。先行者が1パーティー
いたためトレースがある。天気は回復傾向で少し雪雲がかかっていたが徐々に取れ始め、見通しが
良くなってくる。
最初の沢状のアバランチパスの通過で先行パーティーが弱層テストしたら弱い層があるので通過を
検討していたが、結局そのまま通過・・しかも間隔をあまり開けずに行ってしまった。我々も間隔
を開けて通過と思ったら、皆せっかちなせいか、5人がとっとと先に行ってしまった。
(気温がかなり低かったので雪崩の心配は無さそうだったが・・)

アバランチパスを通過 次第に青空が・・

その直後に先行のラッセルの進み具合がイマイチだったのに痺れを切らしあう氏・けも氏が先行者
の横を別にラッセルしてズンズン前に出て先頭に・・(さすがの足です♪)
自分を含めた遅足組はゆっくり前のパーティーの後方を進む。天気は更に回復して景色も広がりか
なり青空が見えて来たと思った場所で小休止。そこから少し登ると妙高外輪山(三田原山)の稜線
へ到着。かなりあっけなく着いたので拍子抜けした。

余裕の登り? 外輪山(三田原稜線)に到着

稜線からの妙高山の迫力ある姿がなかなか♪
これから滑る方向の右手には笹ヶ峰の牧場やダムが真っ白い平原に見える。

気温が低くダイヤモンドダストも見られた♪

妙高山をバックに 三田原山方面の稜線

ここからドロップして滑る予定だったが、せっかくなんで三田原山のピークに行きたいというけも
氏と途中の小ピークまで行って景色を見たい組と居残り組で分かれた。

自分は途中の2347mのピークまで行って景色を楽しむ。残念ながら火打は少しガスって見えなかっ
たが焼山は見ることが出来て満足♪

集合写真 稜線はいい感じです♪

その後全員再集合して妙高山をバックに記念撮影してから出発。先にドロップした2人組はいたが
広い斜面なのでファーストトラックと同じだ♪
皆さんそれぞれ声を張り上げドロップイン!

稜線に近い最初だけ若干新雪も薄く、クラスト気味の所もあったが上部は最高のパウダー斜面♪♪
雪は軽〜く、浮き上がりも良く軽く締まった最高のパウダー♪

上部は樹林も薄く斜面も広くて斜度もそこそこで、もう最高♪

上部斜面はかなり気分良く滑れる♪ 気持ちい疎林帯にシュプールを刻む

次第に斜度が緩くなり針葉樹林帯に入ると樹間が狭くなって慎重に滑るが雪が軽いので全然問題無
し。
若干雪は少なかったものの落とし穴も無く、南斜面の割には標高が下がっていっても雪質は悪くな
らず軽いまま。

樹林帯は次第に針葉樹に・・雪は軽い スプレーあげてます!

針葉樹の濃い目の所を過ぎてやや左手に進路を取り、少し急な斜面を気持ち良く滑ると平原のような
場所に・・。

ここで普通の斜面の滑りは終わり、あとは林道を目指して軽く下りラッセル(先頭のあう氏が・・)
。途中からトレースがあったため、楽に林道に出れた。

最後はのやや急斜面 冬ソナ道をヨン様がラッセル!?

ここで小休止した後はトレースのついた林道を一気に下って杉ノ原スキー場に出る。

林道に出た所で休憩♪ 妙高・三田原を眺めながら林道の滑り

スキー場のコースを一番下まで下り、ノロ〜イペアリフトに乗って駐車場に戻って終了♪。

時間がもう少し早かったらもう1回戦やってもよかったが、中途半端なので1日券買った組のTAKU
ちゃんと自分だけゲレンデを滑ることにして、1泊組のメンバーと別れる。

ここでスキー場に飛び出す 最後は妙高を眺めながらリフトで駐車場に戻る

時間が余り、ちょうどいい機会だったのでテレマーク1式を持って来たTAKUちゃんの道具を借りて
滑ってみる。

ゲレンデでテレ初体験♪

テレはやはり難しくて奥が深い。
ただ杉ノ原の緩斜面なので初めて履いたテレもなんとなくテレマークターンの出来損ない位で滑れ
て前転もしないでコケずに滑れた。。なんか足が疲れて初心者に戻ったような気分だが、なんとな
くまたやってみたくさせるような?テレ初体験でした。

 

おまけ
三田原山は標高差450m程の登りで1000m程滑れるのでお手軽でいい。しかも気温が低く冬型が回復
した日だったのでパウダーも味わえ、いい条件で滑れて、テレ体験も出来て大満足でした。
厳冬期に来るにはいいとこですね♪


今回のGPSデーターはこちらです。

※あくまで参考程度に御覧下さい。条件によってルートは大きく異なりますので・・。



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