山 行 記 録 No.122  

神楽ヶ峰(2029m) 山スキー

【日程】 2007年 1月 28日(日)   【メ ンバー】 てんきんさんTAKUさんMINMINさん
          dalfourさん・お気楽 5名 
晴れのち曇り    自宅 →(車)みつまたスキー場 → かぐら第1高速リフト終点  → 第5リフト終点
                  5:25                               10:02          10:26/10:35 
           中尾根ピーク → 中尾根神楽峰分岐付近→  神楽ヶ峰 → 田代スキー場第8リフト乗場
            11:01/11:26        11:28/11:47        12:21/12:55     13:30     
           → みつまたスキー場→(車)  →自宅

                                     
自己評価  眺望★★★/達成感★★/危険度★★/疲労度★★/総合評価★★
     
    
中尾根ピークより苗場山 中尾根に刻んだシュプール

はじめに
神楽は交通便利で、しかも僅かな登りの割にはそこそこ楽しめてお手軽。シーズン最初の足慣らし
にはもってこいだし、天気悪ければゲレンデで練習も出来る。
雪の量も充分で雪質もいいので、今年のような雪不足の年はここをまず選択肢のひとつに入れてし
まう。
今年は雪不足で山スキーがなかなか出来ないと思ってたところ車が故障で修理入り・・3週間も使
えないということになり泣きが入った。
以前からBLOGで交流のあるdalfourさんと山スキー一緒に行きましょうと漠然と話しながら、とり
あえず四阿山でも行きましょうとなり、足が無いのはいつもの山スキー仲間に助けてもらって行け
ることになったが、天気予報がイマイチ。
なんかイマイチ気乗りしないし四阿山は雪も少なそうということなので、ハズレが少なそうで、仮
にハズレてもゲレンデの充実している神楽にしようと前日にやっと最終決定して人数も+いつもの
メンバー入れて総勢5人で出発ということになった。
(写真は皆様からおかりしました)

山行記


当日は最終的に車1台にまとまって出発。日曜の割には高速は結構な混雑。
みつまた・かぐらスキー場の駐車場に着いて出発準備、更にロープウェイ・ゴンドラ・リフトを乗
り継ぎながら、今日はどのコースを滑ろうか雪の状態を見たりして話合うが結論は出ず・・。。
山スキーの準備をして出発出来たのは10時になってしまった。

スタート地点のかぐら第一高速終点には・・います!います!・・たっくさんのBCスキー&ボー
ド。かなりボーダーの数が目立つ。

準備する人で賑わう ここから出発!

天気は予報が見事にハズレ、晴れの無風状態♪
トレースはいっぱい付いてるので早速ガシガシ登る。
あっという間に汗が噴出する・・汗を拭きながらどんどん行く。このところなかなか山に行けなか
ったので鬱憤を晴らすようにバンバン登って、すぐに第5リフト終点へ。
ここではまた大勢の人達が休憩している。

登り始めでの田代湖と田代スキー場方面 運休中の第5リフト終点

これから向かう予定の方を見るとパウダー斜面が一杯残ってるので、先を急ぐ。出遅れ分を取り返
したいのと、このところトレーニングでダイエットにも少し成功?してるので少々速くてもバテな
いだろうと思い、そのままてんきんさんの速いペースについて歩く。
中尾根ピーク方面と神楽ヶ峰方面に向かうトレースの分岐で今日はどのコースを滑るかやっと決定!
(場合によっては2回戦も考えていたが)

丁度中尾根の南面の見えているおいしそうなパウダー斜面をまずいただいてから神楽ヶ峰に行き、
まだ行った事の無い田代スキー場に降りるコースにした。
中尾根は人が多そうだし、雁ヶ峰は登り返しがかったるいのと最後の疎林帯の雪がまだ少ない可能
性があったから・・。

中尾根ピーク方面 せっせと登る・・・

1時間位で中尾根のピークに着く。
見事な苗場山の景色を堪能しながらちょっとだけ休憩&記念撮影。積雪量のせいか去年は稜線の西
側の景色が良く見えたが、今年は木が邪魔で良く見えない。

中尾根ピークで記念撮影! 中尾根にシュプールを刻む♪

そして、早速滑走準備して、今登ったばかりの横の斜面のノートラックのパウダーを楽しむ。
が、あっという間に終了!

神楽峰に登る途中にて (背景は中尾根に刻んだ我々のシュプール)

すぐにシールを貼って、今度は神楽ヶ峰に登り返す。
見た目ほど距離は無く、すぐに神楽ヶ峰の手前のピークへ。
ほとんどの人はここから滑り始めるが、今回で神楽は3回目だが神楽ヶ峰のピークを踏んだ事が無
いのでとりあえず行ってみようと、稜線の吹き溜まりのアップダウンをてんきんさんがトレースを
付けてくれた後に続く。
最後はここがピークだろうという場所に到着。
看板も雪に埋もれて分からないが間違いないだろう。
しかし、ここからドロップしても戻り気味にトラバースするだけなので、滑走のために登るのには
魅力ないためか、我々以外は誰も来ていない。

神楽ヶ峰からは苗場山も近い! 神楽ヶ峰から見たこれから滑る滑走コース

ここで休憩したが、雲が増えてきて俄か雪。ちょうど雪雲が流れてきてすぐに止んだが太陽が陰る
とすぐ寒くなる。
汗が冷えるのもいやなので、早速滑走準備。

この日のメインは田代スキー場に滑りこむコース。
神楽ヶ峰のひとつ北側の小ピークから東に伸びる尾根伝いに滑る。最初はやや密な樹林帯でトレー
スを辿るが面白くないので時々木の中を突っ込んでみたが樹林の枝がうるさかったり吹き溜まって
いるのであまり無理は出来ない。

おっと!・・新雪にバランス崩す・・ なかなかおいしい膝パウダー♪

少し下ると小ピークがあり、ここを左に巻いて少しだけ右手に登ると左にアンテナのような看板の
ような構造物があって景色がパッと開ける。ここからはやや斜度もあるおいしそうな疎林の斜面。
写真撮影しながら一人づつ滑っていく。
最初にTAKUちゃんが行き、その後につづく。
滑ってみると軽い膝パウダー♪ 久々に味わう質のよいパウダーだ! 声が出たかどうかは分から
ないが、ウッヒョー!?うっほー!?とか叫びながら滑って行く。
2回写真を撮りながら滑走。少し更に滑り降りるとやがて沢筋になる。一応ノーマルなコース的に
は、ここは早めに沢を渡り左手(北側)に抜けると良いらしいが、適当に渡ってトラバースする場
所が登り返しになるので、そのまま谷筋を滑り降りていく。

最後の谷筋の滑り 田代スキー場第8リフト乗り場付近に出て終了!

やはり途中少し行き詰って急な谷を滑り降りたりする場面もあったが、最後は小さな木々を抜けて
田代スキー場の第8ロマンスリフト乗場横に出た。とりあえず一度もコケずにうまく滑れた〜♪
谷をそのまま降りた分だけ多く標高差を滑れたようでした♪♪ 

(※最後の谷は初心者や単独行の方にはあまりお薦めできません)

あとはリフトでかぐらスキー場に戻りみつまたエリアに早めにに移動、ここでリフト7〜8本滑っ
て練習。今シーズンから使い始めた板にも慣れ滑り感覚は充分に掴めた。

帰りは神立の湯で温泉に入って(高くて不満・・)、高速の渋滞にハマったので月夜野で一旦降りて
晩飯。その後も渋滞してやや遅い帰りとなった。(帰りは運転しないでスンマセン)

シーズン出足としては晴天の中のウハウハパウダーで最高だった!

 

おまけ
この日はあまりにたくさんの人でした。
山関係のBLOGで有名な「山オンナ+α」のTiCAさんのレポに自分の写真がちーさーく写ってましたが
残念ながらバッタリお会いすることは出来ませんでした・・・。
山スキーやBCの世界は普通の山より更に世界が狭いので必ず誰か同じ山域に来てる人いますね。。


今回のGPSデーターはこちらです。
(重いです)



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