山 行 記 録 No.147  

巻機山(1967m) 米子沢 山スキー

【日程】 2008年 3月 22日(土)   【メ ンバー】 かっきー大ちゃんよっしーMAT
          あめやんきむひろmoto.p・一休
          FunakiHEIDITAKU・お気楽  12名 
日帰り     自宅 →(車)清水集落 → 桜坂駐車場 → 井戸尾根上(1210m) → 1550m付近 →
快晴       3:00      5:30/6:18      6:53        8:18/8:32          9:18/9:42
        ニセ巻機 → 巻機山 山頂 → 米子沢源頭 → 桜坂付近 → 清水集落 → (車)自宅

        10:27/10:36   11:08/12:01   12:19/12:53    13:53      14:08  
自己評価  眺望★★★★/達成感★★★/危険度★★/疲労度★★★/総合評価★★★★
     
    
ニセ巻機を望む広大な斜面 米子沢源頭の斜面

はじめに
巻機山は以前秋に登ったことはあったが、山スキーではもう3シーズンも4シーズンも前から行こ
う行こうと話しは出ていたが、昔は体力に自信が無かったり、最近は天候その他の事情でなかなか
実現出来なかった。標高差もかなりあるので、行く時は条件がいい時にと思っていたがやっと行く
機会が訪れた。しかも今回は人数も12人と揃いも揃った豪華メンバー!

さて・・、騒がしくなりそう・・・!?

(写真は同行の皆さんよりお借りしました)

山行記


朝はHEIDIさん、けも氏、たくちゃんと途中で集合して巻機山麓の清水集落の駐車スペースへ。ここ
でメンバー全員と集合顔合わせ。既に一度以上会った人ばかりのメンバー構成。
途中朝の冷え込みで霧やモヤが出ていたが、快晴の天気になる。
早速準備して出発。清水集落周辺は雪が多く最初からシール歩きとなる。12人もいると賑やかだ!

清水集落先駐車スペースでの出発準備 シール歩行開始

最初は緩やかな登りでゆっくり桜坂駐車場あたりまで続く。少し傾斜が増して更に登って行くと井
戸の壁に差し掛かる。
ここで板を脱いでツボ足で板を担ぐ人とクトーを付けてシールのまま登る組に分かれてバラけてい
ったが、自分はクトーで行こうとするが、壁の上部のもうちょっとの所でかなり怪しくなり滑落す
るのもヤバイので、板を担ぐことにする。
ここでモタモタして時間をロスして最後方になってしまった。ツボ足になるとやはり前週のフルマ
ラソンを走った疲れが残っていたためか、足が全然上がらず重〜い足取りに・・。
逆にツボ足になって軽快に登るあめやんに抜かれたが付いていけず苦戦!

最初は林道歩き 井戸の壁は板を担ぐ

やっとの思いで井戸の壁を登り切って右手に米子沢が望める場所で皆が休憩している所に着いた。

ここで全員で休みながら米子沢方面の雪の状況を眺めてみたが、結構デブリが出ている・・。
滑るかどうか悩ましいところ。。

井戸の壁をの上で休憩 頚城方面の景色

休憩を終えて斜度も緩くなったのでシールで登って行くと正面にニセ巻機が見えて巨大なオープン
バーンに。快晴の天気と相まって最高の眺め♪
右手には谷川へと続く稜線が、後方には頚城方面の山々や遠く日本海も望め、これ以上ない景色♪

ニセ巻機に向かって登る 快晴で山座同定も楽しい♪

こんな天気なのでゆったりノンビリ登りたいとこだが先頭のあう氏他山ヤさんメンバーは速い。
後の方を滑り系や釣氏チームがゆっくり登って行き、前を行く人とは関係なくノンビリ休憩しなが
ら登る。

ニセ巻機への登り・・この辺りは少し急 ニセ巻機山頂で記念撮影

ニセ巻機まではシールで登って、そこから避難小屋の所まではシールのまま滑る。避難小屋は完全
に雪の下に埋もれているようだ。ここから先は更にグループはバラけ直線的に登る人やら夏道伝い
にトレースを追う人と分かれたが、自分はでり氏の後ろで夏道沿いに進む。

ニセ巻機より巻機山頂方面 山頂より越後三山方面

ニセ巻機からは見た目よりは距離も無く山頂に到着。
景色が素晴らしい!!!

山頂より谷川方面と日本海方面

富士山も日本海も東北の山も全て見える。こんな快晴で澄んだ空気の中での雪景色を見る機会はそ
うそう無い位の眺望で最高の気分。
さすがにちょっと風があって冷えてはくるが長くこの景色を楽しみたい所だ。山頂でノンビリして
いるうちに全員が登頂してきて集合!

そして記念撮影!! 遠足のようだ!(笑)

最後に紅一点のあめやんも笑顔で到着! 楽しい?記念撮影! お騒がせしました・・

さて、休憩も終えてお楽しみの滑りに。。
どこを滑るか検討。。
米子沢を滑りたい組とニセ巻機下の大斜面を滑りたい組に分かれる。米子に行きたいがデブリ多く
快適に滑れないのではという意見も多かったが、自分なりに観察した結果では板を脱いで通過しな
くても高巻気味に行けば大丈夫そうだろうと思い米子沢に行く事にした。
(登り返しも面倒なんで・・)

結局一番行きたがっていたあう氏含めけもきむ一休ハイジお気楽で米子沢を、残りのメンバーはニ
セ巻機に登り返して井戸尾根を滑ることにした。

山頂直下のオープンバーンを滑る♪

最初に山頂直下の大斜面を滑る。快適そうに見えたが前日に雪が少し降ったためかなり重い・・。
ここでハプニングが・・
一人が足を捻ってしまい滑るのが難しそう・・
なんとか歩きは出来るとのことなので荷物を残りメンバーで分担することに・・自分は板を1本担
いで滑ることに。

さて米子沢に向かう 米子沢源頭

米子沢に滑り込む。源頭部大きな沢で気持ちいい斜面♪
しかし雪が重く簡単にターン出来ない位の重さなので怪我はしたくないので慎重に滑る。
少し右にカーブして更に大きな斜面になるが右手からのデブリが目立つようになるので、左岸沿い
を滑る。なかなかいい斜面だ♪

更に滑るとやはり次第にデブリが多くなり沢を埋めつくす所も出てきた。ずっと左岸の高い所を斜
滑降で降りざるを得なくなってくる。

源頭部は広々したいい感じの斜面 少しづつ狭まっていく

気温も上がってブロックが落ちて来るのを警戒しながら滑る。さすがにデブリをかわすのも疲れて
きたので安全地帯で一旦休憩。

デブリを避けながら滑走 斜面は良かったがデブリに苦戦気味

ここから滑走再開すると斜度は次第に緩くなってデブリも減ってくるとゴールは近くなる。先頭の
けも氏の的確なルート取りで堰堤を右手にいくつか見ながら緩斜面を一気に滑っていく。
桜坂横の橋を過ぎて清水集落に入るとトレースがいくつか分かれるが適当に行ったら民家の横で道
路に出て少し歩くと駐車スペースに着いて終了。

堰堤の左岸を滑って通り抜ける 最後は清水集落の民宿横に到着! お疲れさんでした

この後井戸尾根チームが降りて来るのを道路に座ったり寝そべりながら待つ。春ならではのノンビ
リした光景。車でなければビールでも一杯やりたいところだが・・

井戸尾根チームはかなり遅くなるかと思ったら予想より早い到着だった。


同行の皆さんお疲れ様でした〜! 遠足山スキー楽しかったでした♪

 

おまけ

巻機は思った通りの素晴らしい斜面♪
昔、スキー場を作る計画もあったけど昨今のスキー場は寂れるばかりで、作っても環境破壊だけ残っ
ても意味ないし、山スキーだけのフィールドでいてもらって良かったか・・。

また来年も来てみたい・・というか毎年訪れたいとこです♪


今回のGPSデーターはこちらです。
(重いです)
※あくまで参考程度に御覧下さい。条件によってルートは大きく異なりますので・・。



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