山 行 記 録 No.65  

苗場山(2145m)

【日程】 2004年10月16日(土)〜17日(日)  【メ ンバー】 お気楽・NT君・にょんまいさんペア
         BOWWOWさん・かなP・舞浜荷駄隊さん  7名
1日目     自宅 →(車) 小赤沢3合目駐車場 →  4合目 →  5合目  → 7合目 → 8合目
曇りのち   4:00            6:55/7:25              7:45     8:05/8:10    9:07     9:26
晴れ
       →  坪場  →  苗場山 山頂 →  5合目 → 小赤沢3合目 → 小赤沢温泉 → 屋敷温泉(泊)
            9:34/9:43     10:30/12:00    13:33      14:15
 
2日目     屋敷温泉 → 切明温泉 →  塩沢  →  自宅
快晴  
    8:30                 12:00      14:00
自己評価   眺望★★★ /達成感★★ /危険度★ /疲労度★★ /総合評価★★★
     
    
苗場山 山頂標 雪の山頂部池塘と雲海(遠景は北ア)

はじめに

山頂部に特徴のある苗場山。その姿は上越のスキー場からは何度も目にしているが、登ろうと計
画しながら何度か流れた。今年こそはと、9月にも行くつもりでいたがギリギリになって磐梯山
に変更。で10月の紅葉のいい時期こそと、我が登山隊のNT君と行くならこの日かと計画。
そして金沢のBOWWOWさんと近いうち温泉&オフ会でもと話していたら、やはりこの日ならという
ことで、それでは皆一緒にと合同でオフ会に。
BBSで参加者を・・と、なんとにょんまい山日記でお馴染みの謎の犬猫(笑)のにょんまいさんペア
も来ていただけることになり、あとBOWさんの仕事仲間?のかなPさん、BOWさんBBSから参加表明
していただいた謎の?舞浜荷駄隊さんとの計7名の豪華?メンバーに・・。
紅葉を楽しみながら苗場山に登って、折角なので1泊して宴会&秋山郷の温泉も楽しもうという
企画にて行くことになった。
さて、いったいどんな方々と遭遇するのか楽しみだ・・・。



山行記

1日目(山行日)
苗場山の一番楽なコースは小赤沢3合目からのピストン。湯沢側の和田小屋からのコースもある
が、北陸方面からの足のことも考えるとやはりこのコースからか・・。あとは平標登山口方面か
ら赤湯温泉というのもあるけど、また今度ということで。
朝7時に小赤沢3合目駐車場集合としたので、逆算すると3時間あれば間に合いそうと考え、朝
4時にNT君にうちに来てもらって出発。他の皆さんは前夜出発しているようなので遅刻しないよ
うにしないと・・。関越を飛ばして塩沢石打I.Cまで1時間半の快ペース。津南までもあっという
間の峠越えだったが、津南から小赤沢までが長い。事前に距離があるのは分ってはいたがあまり
いい道でないため飛ばせない。ようやく小赤沢3合目の駐車場に着いたのは遅刻寸前の5分前に
なってしまった・・。

小赤沢3合目駐車場(広い・・) 登山口看板 BOWさんの連れ?チャルオガも挨拶

さて、みなさんいったいどんな人だろう・・と、顔を知っているのはNT君以外はBOWさんだけだが
・・ちょっと不安&緊張・・(笑)
早速最初に駐車場を歩いているBOWさんを発見。思わず手を振ってしまった(笑)皆さんお揃いで
すよと言われた。。やっぱりもうみんな来てるよなー・・・。
事前に車種を聞いていたので、にょんまいさんの車らしき横に駐車。早速降りるとにょんにょんさ
んとまいまいさんに挨拶。。ほのぼの系のにょんまいさんだった。そして謎の舞浜荷駄隊さん(笑)
最年少と思われる・おとなし目のかなPと挨拶。  
そして出発準備・・ちょっと時間かかってしまった・・。
全員揃ったところで、簡単に自己紹介して早速出発!!  しかし、かなり冷え込んで寒い・・

紅葉が見頃を迎えつつある3合目を出発。最初は緩やかな浅い樹林帯の登りをゆっくり登って行く
話をしながら先頭が入れ替わったりで、4〜5合目あたりはちょうど紅葉も見頃♪ 

見頃のナナカマド(4合目付近) いい感じの発色 ダケカンバの黄色

写真を撮りながらゆっくりと登る。車で登山口に来る途中で山頂に近い方は白くなっているのを
確認。山の上は前日に雪が積もったようで、登山道の5合目あたりから少しづつ雪が出てくる。

霜柱も見事 落ち葉に積もった雪 登山道にも雪

向かって左側の山の紅葉がいい感じ。赤・黄・針葉樹の緑のコントラストがなかなかだ♪
もう少し太陽の光があったら映えるけど・・天気は良かったが。南東側半分が曇りで北西側半分
が良く晴れており、ちょうど太陽が雲に隠れたり顔を覗かせたりといった状態だった。
登山道は雪で滑りやすいのと少し溶けた所がグチャグチャになり、早くも下山が思いやられる。。
合目毎に標識が出るので目安となる。6合目あたりから登りが少し急になり、ロープやクサリも
出現。使わなくても登れそうな所だが、雪があって滑るのでありがたく利用させてもらう。

しかし、前日の情報で各地で初雪・初冠雪があったのを分っていながら軽アイゼンを忘れてしま
った。。他の人も忘れた人が多い・・。アイゼン無しでもたまたま登れるから良かったが・・。

8合目を過ぎて少し登ると頂上の一角の湿原に出る。

湿原の池塘も凍って 北アルプスの眺望も最高♪

一面銀世界で池塘も凍っており冬景色!右手を見れば北アルプス、槍も見れるし後立山や妙高・
火打などは更に大きく見える
雪の積もった木道をスリップに気を付けながら歩く。平均台の上を歩いているような感じで緩や
かな登り道。登山道では人が少なかったが、徐々に人ともすれ違うようになって来た。意外に山
頂までが長く感じたが飽きない道で近い景色も遠い景色も楽しむことが出来る。

木道を揃って歩く 山頂にて集合写真 妙高・火打と雲海

山頂標は確かに分りずらい場所にあるが確かに遊仙閣横にあった。
ここで写真を撮ったりして、皆で集合写真♪
ここでおしゃべりしているとなんとBOWさんが先月奥穂で会った人が偶然にも山頂に来ていて、バ
ッタリ再会。山関係のネット仲間で来ていると話ていたら、にょんまいさんの姿を見て、「もしか
してにょんまいさんですか?」と問いかけられ、おー〜〜、と歓声。さすが有名!!

山頂で一休みしようと苗場山頂ヒュッテ横のベンチはテーブルに雪が残っていて、椅子はは濡れ
ていて冷たそうで、しかもそれまであまり無かった風も吹いてきて寒そうなので山頂ヒュッテの
中で休憩することに・・(有料・・)くつろぎながらみんな食べていたのはなぜかカップヌード
ルだった。

さあ下山 少しガスが・・ 落ち葉の看板

しばらく休んだ後、山頂から1分程西側に降りた場所で北西側の景色を眺めてから下山。
木道をスリップに注意しながら歩く、次第にすれ違う人も多くなる。
登りは後ろに見えていた北アルプスや頚城の山も正面に池塘と一緒に見ながら歩く。

下りは積もった雪も少しは軟らかくなっていたが相変わらず滑りやすい。コケそうになりながら
少し慎重に降りる。
登りよりは少し光も多くなり紅葉も更に映えて来る。。。

紅葉 紅葉と黄葉 黄葉

ノンビリ紅葉を見ながら下り、そろそろ駐車場はまだかいなって感じる頃に無事登山口に到着。
道がグチャグチャだったので皆さん靴は泥んこになってしまったが、紅葉も雪も見られ、眺望も
北アルプスが良く見れた事もあって満足の山行でした♪

山行記録はここまで・・  後半の温泉&宴会編に続く

 

おまけ
紅葉と雪を楽しめて大変満足♪ ゆっくりお喋りしながらの登り降りだったせいか、筋肉痛等の
疲労感もまったくなく楽しい山行。
いつも単独か二人位で歩くことが多いので7〜8人位で登るのも多過ぎず楽しかった♪
アイゼン忘れたのは反省・・。ホントそそっかしくて忘れ物が多い・・・