20031018日 日光男体山

 

お気楽登山隊の隊員であるラベンさんとは、昨年末の赤城山以来ご無沙汰であったが、

今月はどこかの山へ行こう!ということになった。メンバーにKNさんが加わり、

出発直前に目的地は日光男体山となった。

 

なんと言っても紅葉シーズンの日光である。遅い時間の出発では、渋滞に巻き込まれる
ことは必至である。早朝4時過ぎに
KNさんとラベンさんをPICK-UPし、東北自動車を走
る。朝早く出てきた甲斐がありさすがに渋滞はなく、あっと言う間に宇都宮を通過して
日光宇都宮道路へ入る。

天気は快晴で、先週の北アルプス常念岳に続き山頂での展望が期待できると車内で喜んで
いると清滝
ICの手前から急に車の流れが悪くなり、いろは坂に入る前にノロノロ運転と

なる。“さすが日本の代表的な観光地!朝7時からでも渋滞するのか!”と妙な感心をす
ると同時に焦るが、それでもなんとか
8時半頃には、登山口である志津乗越に到着した。

すでに十数台以上の車が駐車している上にさらにマイクロバス2台も登山口に入ってくる。
山頂はかなりの賑わいになりそうである。

登山靴に履き替え、9時少し前にラベンさんを先頭、その次にKNさん、最後尾は私という
並びで出発し、志津避難小屋の脇を通り樹林帯に入る。しばらくするとかなりの急登が続
くが、マイクロバスに乗ってこられたと思われる団体さん
2組を追い越す。ラベンさん・
KN
さん共に女性とは言え、結構早いペースで登っていく。

途中の登山道からは、近くに太郎山・女峰山が望め、少し遠くに8月末に登った尾瀬燧ケ岳も見える。

登頂開始から 約1時間半、右側に半鐘と奥宮の社務所がある山頂が見える稜線に出る。
さすがに200メートルを越えると天気は良いものの風が冷たくかなり寒い。稜線に出て
十数分、
11時前に山頂に到達。確かガイドブックのコースタイムは3時間以上のところを
2時間で登ってしまったことになる。

山頂は360度の展望で日光周辺の山々はすべて見渡せる上に、眼下には中禅寺湖の穏やかな
湖面もはっきりと見える。
   
               白根山方面                          山頂付近

三角点のある山頂から先の半鐘から社務所のあたりは平坦な広場となっており、お弁当をひ
ろげる登山者で賑わっている。早速、我々もコンロで湯を沸かし、ラーメンやコーヒーを味
わう。昼食後も何枚も写真を撮るなど、素晴らしい展望を楽しむが、さすがに一時間以上頂上
にいて体が冷えてきたので、
12時過ぎに下山を開始する。
 

下山路も登った道を引き返す。霜柱が溶けた後の道は、ぬかるんでぐちゃぐちゃな箇所もあり
転ばないように結構神経を使うが、
3人とも泥道で転ぶことなく、14時前には志津乗越に戻れた。
下山後は、光徳牧場でアイスクリームを食べ、紅葉の中をドライブを
楽しみ 沼田ICから関越
自動車へ入り帰途についた。
 

後がき

紅葉シーズンの日光ということで早朝出発し7時には宇都宮を通過したもののいろは坂で渋滞に
はまることとなった。しかし、山頂からの展望だけでなく、紅葉の戦場ヶ原周辺は素晴らしい
ものであった。多くの観光客がこの時期に訪れるのも うなずける。

次回このシーズンに来れたら、できれば宿泊してゆっくりと周辺を散策したいものである。

それにしても、今回のメンバーであるラベンさん・KNさんとは、かつて同じ職場で働いていたと
は言え、十数年も以上前の事である。まさかこのメンバーで登山をすることになるとは思いもし
なかった、、、。

ラベンさんは、昨年赤城山を一緒に登り健脚であることは知っていたが、KNさんもかつて地元
の山岳会に所属し、テント持参での登山経験があるだけに、なかなかの健脚である。

“次回の山行は雲取山!”ということで話がまとまり、解散となった。

20031019日記



                            
          
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