山 行 記 録 No.18
乗鞍岳(3026m)・常念岳(2857m)・大天井岳(2924m) |
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| 【日程】 2002年 8月 11日(日)〜16日(金) |
【メ ンバー】 リーダー・奥様 2名 |
| 1日目 自宅 → (車) 曇 23:50 |
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| 2日目 乗鞍岳(畳平) → 肩の小屋 → 剣が峰(乗鞍岳山頂) → 肩の小屋 → 畳平 → 穂高 霧のち曇 4:20/7:25 7:55/7:55 8:25/8:35 8:55/8:55 9:15 16:00 |
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| 3日目 穂高駅前(安曇野パークホテル) → タクシー会社(駐車場)→ 一の沢 → 山の神 → 王滝 → 笠原沢出合 晴れ 3:40 4:00/4:05 4:40/4:50 5:05/5:05 5:50/6:00 7:15/7:15 →胸突八丁 → 最後の水場 → 常念小屋 → 常念岳山頂 → 常念小屋 (布団1枚1人) 8:10 8:30/8:30 9:50/10:20 11:10/11:35 12:15 |
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| 4日目 常念小屋 → 横通岳南肩 → 東天井岳分岐 → 大天荘 → 大天井岳 → 大天荘 → 為衛門吊岩 晴のち霧 4:35 5:20/5:20 6:40/6:45 7:45/8:17 8:24/8:30 8:36/8:50 9:55/10:20 →蛙岩 → 燕山荘 (個室泊) 11:20/11:40 12:20 |
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| 5日目 燕山荘 → 合戦小屋 → 富士見ベンチ → 第三ベンチ → 第二ベンチ → 第一ベンチ → 中房温泉 雨 8:00 8:35/8:50 9:20/9:25 9:45/9:50 10:15/10:20 10:40/10:45 11:05 → 八方尾根 16:00 |
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| 6日目 八方尾根 → 自宅 曇り |
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| 自己評価 眺望 ゼロ /達成感★★ /危険度★ /疲労度★/総合評価★ (乗鞍岳) |
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| 自己評価 眺望★★★☆ /達成感★★★☆ /危険度★★☆ /疲労度★★★/総合評価★★★☆ (常念岳〜大天井〜中房) |
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乗鞍岳山頂 常念岳(下の小屋が常念小屋)
1〜2日目
乗鞍岳は来年(2003年)からマイカー規制が行われるとのことで、現在標高2700mの畳平まで車で
行けるが、来年からは乗り入れが出来なくなるので気軽に行ける今年のうちに行っておこうと思った。
夏スキーでは2度来たことがあるが、ここは雪渓のすぐ横まで車で行けるのが魅力だったのに・・・・。
畳平はピーク時は駐車場が大渋滞するとの情報で料金所のゲートの開く前の夜中の3時頃行けば
大丈夫だろうと計画したが甘かった。既にスカイラインの料金所の手前2km位迄ゲートの開くのを
待っている車で渋滞。ノロノロスピードで登って行ったが畳平の4〜500m手前で残念ながら駐車場
は満車。幸い道路横に何台かの駐車スペースのあるところに停まったのでそこに車を置き御来光を
待ったが、あいにくのガスと強風。太陽は顔を出さずすっかり登る気も萎えて寝てしまった。しかし、
いつまでたっても駐車場待ちの渋滞は解消せず、3時間位寝たあとノコノコ出だす。奥様はこんな
天気じゃ行くわけないと言ってるので一人で登ることにした。
あまり奥様を待たさないように、すっ飛ばし歩きで登る。荷物はサブザックなので速い。登山初心者や
ファミリーの親子連ればかりなので山頂まで一人も抜かれず登ってしまった。(こんなの初めて)
山頂は眺望ゼロで即引き返してやはり一人も抜かれず逆にゴボウ抜きしてあっと言う間に車に戻った。
この後、明日からの常念登山に備え穂高の温泉に入って疲れを取る。
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3日目
前回の鷲羽岳登山の際に暑さバテしたことを教訓に今回は@朝早く出発、Aザックを軽くする、この
2点を忠実に守り、ザックは約8Kg程度にした。
一の沢の登りは意外と急登は少なく、あまりキツクない。しかも登山者で混むことを予想したがすれ
違う人も少なく、抜いていく人もあまりいない。常念は人気の山のはずが拍子抜けした。
常念乗越からはちょうど天気が回復したところで槍や穂高がよく見えた。小屋のスタッフの女の子も
「久しぶりの槍だねー」とか話していた。
例によって奥様は小屋で待機している間リーダー単独で頂上ピストン。頂上の眺めは最高で評判を
裏切らない眺望だった。(槍・穂高・表裏銀座の山々、立山方面、安曇野、松本市等々)

常念岳山頂 大天井岳山頂 燕岳(燕山荘前より)
4日目
常念小屋はやはり予想外に空いており布団も一人一枚で寝れた。ここ10年以上、お盆の時期は
混まなくなったそうだ。
朝、早めに起きたので星を見て、御来光の前に支度を整えた。しかしここのトイレには参った!!!。
いつも小屋のトイレはおつりが来そうだとか冗談で話していたものだが、本当におつりが来たのには
ビックリ!がっかり!参った!。どうすりゃいいんだ!(この後どうしたかは御想像におまかせします)
その後、気を取り直して朝早く出発、結構風があり寒い!耳があっという間に冷たくなった。今日は
稜線歩きの快適な山行のはずだが、やはりアップダウンは結構あるので意外に体力は消耗する。
大天井岳直下の大天荘でゆったり休憩。(食堂は結構綺麗)
途中の表銀座縦走路で喜作レリーフを見ようと思っていたがどこかわからないうちに通り過ぎて
しまったようだ。恐らくハシゴがかかっていた付近だと思ったが、奥様がここで滑ってコケて尻餅。
しかもすれ違ったオバサン4人組がそれを見てビビッてたったの数段のハシゴを通過するのに何分も
かかっていた。しかも相当待たせたくせにリーダーらしきオバサンは一言も言わずにムッとした顔して
すれ違っていった。スミマセンの一言くらい欲しかった。
燕までの途中、蛙岩で写真を撮り宿に入る。燕岳に登る予定だったがガスが結構出て来たので翌日
に行くことにした。燕山荘はさすがに施設は整っており快適に過ごせた。特にトイレは綺麗で安心して
入れた(今度はおつりの心配は無用!)
夕食後、オーナーの赤沼氏のアルペンホルンを聞きこの日は個室でゆっくりした。
赤沼氏は有名なオーナーでなかなかの商売上手な人という印象を受けた。
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5日目
朝からあいにくの雨とガス、視界はゼロ。燕岳に登るのもあきらめ、どうせ降りるだけと思いながらも
昨日のうちに登っておけばよかったと後悔するもあとの祭り。小屋でうだうだと天気の回復を待ったが
見込みなし。おとなしく下山することにした。
アルプス三大急登といわれる合戦尾根をさっさと下りながら、合戦小屋で名物のスイカを食べ
(一切れ\800は高い!)さらに雨の中、カッパの中は蒸れ蒸れで気持ち悪くなった。(やはりカッパを
ケチってゴアにしなかったのが・・・・)
中房温泉で風呂に入って汗を流した。しかし、ここの温泉は宿泊者用と日帰り用では風呂がまったく
違う。日帰り用は小さく洗い場も少ない。セコイ・・・・。あと10分歩いて有明荘の風呂のほうが
よかったか・・・。宿泊者用は風呂がいくつもあって立派だそうだ。(宿泊者談)
中房から穂高駅までは乗合バスに乗る予定だったが他の夫婦1組と4人でタクシー相乗りでバスと
ほぼ同じ金額で乗車。穂高駅から豊科駅まで大糸線に乗り、車に乗り換え八方に向かい、対岳館に
泊まり、また温泉につかった。
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6日目
天気がよければ観光客になってゴンドラに乗り八方池散策にでも行こうと思っていたが、天気が
イマイチなのでおとなしく帰ることにした。
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おまけ
出発した日あたりから、なんとなく左の腕や肩に神経痛のような症状が出ていて体調は充分で
なかった。そのうち首までヒリヒリするようになり、最初のうち日焼けかと思ったがちょうど帰る日に
ブツブツと疱疹が首や肩の辺りに出てきた。
病院に行くと帯状疱疹とのこと。原因は疲れやストレスから免疫力が落ちているときに稀になるそうで
やはり2週間前の鷲羽や双六に行った時から暑さも重なりなかなか疲れが取れなかったのも原因か・・・。