山 行 記 録 No.22
                        

仙丈岳(3033m)

【日程】 2002年 10月 5日(土)
メ ンバー】  リーダー単独
1日目   自宅 →  広河原 →(バス) 北沢峠 → 大滝の頭 → 小仙丈岳 →  仙丈岳 →馬の背ヒュッテ →
 晴れ   
 2:35      5:35/6:25     6:45/6:50      8:00/8:00     8:45/8:50     9:25/9:50   10:30/10:30
       大滝の頭 →  北沢峠 →(バス) 広河原 →  自宅

        11:05/11:05   11:55/13:15   13:35/13:40          17:50
自己評価  眺望★★★ /達成感★★★ /危険度★★ /疲労度★★ /総合評価★★★   
        
    

   
                  仙丈岳カール                                仙丈岳山頂

南アルプスは初めて行く。日帰りで行くには広河原発6:50のバスで北沢峠まで行かなければ
ならず、そのためには自宅を3時前に出発しなければ間に合わない。そのためメンバーとどこかで
合流もしづらく、奥様も行くつもりなさそうなので単独で行くことにした。

仙丈岳に行くか甲斐駒ケ岳に行くかずっと迷う。
とうとう北沢峠に着くまで迷いに迷ったが、南アの女王と呼ばれる仙丈の美しいカールの写真が
頭に焼き付いており、これを先に見に登ってみたいという思いが強く、バスを降りたときにこちらに
登ることに決めた。

ちょうど紅葉が最盛期を迎えており、人の出も多く、バスも臨時で30分早く出発、4台も出たため
北沢峠からの登りが一斉にスタートになる。追い抜きに苦労するのを避けるため、あせってすぐに
登り始める。しかし乗ったバスが2台目だったので既に約10人程度が先行していたがすぐに追い
抜いた。日帰り組は帰りの15:30発のバスに乗るため30分早く出発出来たことをすごく喜んで
いた。もちろんリーダーも15:30発でなく、1本前の13:15発の帰りのバスに乗れる可能性が高く
なったのは嬉しかった。芦安村の村営バスはザック20L以下は追加料金を取らない。今回は20L
の小さなザックだったため、払わずに済んだ。

登りは2合目までと5合目の直前、小仙丈岳のピークまでがややきつかったが、休みをほとんど
取らずに登る。
紅葉が見頃で天気も良いので気分的にも体力的にも乗ってきて、急登箇所も少なく、あまりキツイ
思いをしないで気分良く、小気味良く登った。

小仙丈からのカールの眺めはやはり素晴らしかった。小仙丈から仙丈の山頂までは小さなアップ
ダウンがあるが素晴らしい景色を見ながら登れるので疲れも出ない。

頂上は展望が素晴らしい。甲斐駒ケ岳八ヶ岳や北岳、鳳凰三山は見えたが、富士山や中央ア、
北アは残念ながら見えなかった。

                   
                   馬の背付近からの甲斐駒ケ岳

下りは馬の背経由で綺麗な紅葉の写真を撮りながら早足で降りた。今年の紅葉は確かに
色づきはよさそうだが少し黄色が多いように感じた。北沢峠に降りたら予定より1時間も早く着
いてしまい、時間が余った。

広河原から車で帰路についたが中央道の渋滞にあうことなく、明るさの残っているうちに家
に着いた。

     
おまけ
今回は単独行だし自分の好きなペースで登れるので、前回単独行の鳥海山につづき、少し飛ば
して登ってみることにした。しかし飛ばすというよりも休む時間を減らし、休憩も立ったままザックを
降ろさず息を整えるだけにした。
日帰りでザックも軽いのが大きい。登り下り通して一人しか抜かれずコースタイムより大幅に
少ない時間で往復出来た。少し山登りの体力がついてきたかな・・・・・。