山 行 記 録 No.34
筍山(1789m) |
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【日程】 2003年 6月 21日(土) |
【メ ンバー】 リーダー ・ 奥様 2名 |
晴れ 自宅 →(車) 苗場スキー場ゴンドラ山麓 → ゴンドラ頂上 → タケノコ採り → 筍山山頂 時々霧 8:50 11:20/11:40 11:50 12:00/12:25 12:45/12:50 タケノコ採り → ゴンドラ頂上 → ゴンドラ山麓→ 途中観光 → (車) 自宅 12:50/14:30 14:45/14:45 14:55/15:00 21:30 |
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自己評価 眺望★★☆ /達成感★ /危険度★ /疲労度★ /総合評価★☆ |
はじめに
この山の名前は登山する人にはピンとこないが、スキーをやる人ならすぐにわかる?山ではな
いかと思う。そう苗場スキー場のある山で、冬はゴンドラ・リフトを乗り継ぎ一番上まで行けば、
そこは山頂。こんなとこに行ってもと思うが眺望はなかなかのもの。冬景色だけじゃなく、別な
季節の景色もいいもの。
それともうひとつの目的というよりメインの目的はタケノコ採り。文字通りこの山のゴンドラ山頂
付近ではネマガリタケというタケノコがたくさん採れる場所。
本当の目的はこれを採りに行ったので、ピークはついでに踏んできたといった具合です。
日帰り
朝はゆっくり出発。苗場スキー場までは自宅からは空いてれば2時間半弱で行ってしまう。
久々に天気に恵まれた週末。のんびりドライブであっという間に苗場スキー場に到着。
苗場スキー場のゴンドラは昔はスキーシーズンのみ運行していたが、何年前からか夏休みも
運行するようになった。さらに6月上旬から7月上旬にかけてタケノコ採りの人のためにわざわざ
運行する。
ゴンドラ乗車時に登山届けを出させられる。しかも熊注意とかの看板まで出てる・・・・。脅しか、
本当か・・・?
タケノコといっても竹藪で採れる太い竹の子ではなくネマガリタケというタケノコで、笹藪を掻き
分けて採るもので太さもかなり細いものです。よく山菜そばなどに輪切りではいってるそれと言え
ばおわかりかと・・・・。こんな感じです
プリンスホテル6号館前からゴンドラに乗る。天気はまずまずだが山の高い所はガスっている所が
多い。山頂駅に着くとそこは笹だらけ。このチシマザサの新芽がタケノコ。
最初はゴンドラ駅近くを夢中で掻き分けて行ったが既にたくさんの人に採られているようで少ない
ので、ゆっくり頂上まで登って下りながらタケノコを採ろうと考え、早速山頂へ。
冬ならリフトで簡単に山頂だが、真の山頂はどこだかいつも解らなかったので今回は三角点を探
してみた。
リフトの終点の笹藪を掻き分けて一番高い所まで行くとそこが最高点&三角点。ちょっと解りづら
いしヌカルミの中の藪漕ぎも必要だがほんの僅かな距離だ。
このあと真剣にタケノコを採りだすが足で稼いだ分、タケノコは一杯採れ、僅か1時間ちょっとで結
構な量になったので、ゆっくり下山。 中には採りすぎて巨大ザックを背負うのも一苦労でヨロヨロ
しながら山を降りるじいちゃん・ばあちゃんもいた。
更にゴンドラで山を降り、湯沢付近の山をフラフラして温泉に浸かり、最後に六日町の大月ホタル
の里でホタルを見て帰路についた。
(今回は写真ありません。ゴメンサイ。。カメラ忘れました)
おまけ
山菜採りの人がよく遭難というニュースや熊に出くわすという話を聞くがほとんどのケースがこのネ
マガリタケを採りに行った人らしい。実際に採りに行くと背丈以上の高さの笹藪を掻き分け山に入っ
て行くので方向を見失うし、とんでもない方向に行ってしまう。又、熊と出くわす可能性も高くなる。
苗場スキー場は管理された場所なので必ず通路に出るようにしてあり、迷うことはない。しかし、普
通の山に行く人は充分注意する必要があるのはいうまでもない。。