山 行 記 録 No.4
                               

谷川岳(1963m)

2000年 7月 9日(日)
 メンバー : リーダー・奥様  2名
     自宅 → 谷川岳ロープウェイ→ 天神尾根 → トマの耳→ ロープウェイ頂上 
晴後霧
   5:00         7:00/7:15            8:10           11:40/11:50      14:50
 注:タイムはちょっと適当 
自己評価 : 眺望★★/危険度★/疲労度★★ /達成感★★ /満足度★★   

                  
                    
谷川岳一ノ倉沢 
はじめに
谷川岳は昔、スキーといえば上越に行っていたころ清水トンネルのところに聳える山が
谷川岳で最近こそ減ったが昔は遭難が多く、魔の山として恐れられていた山、したがって
よく知らない人は谷川岳と聞いただけで危険な山という印象が強いと思う。しかしロープ
ウェイを使えば簡単に登れる山というのが徐々に定着してきているので簡単ならばという
ことで、是非一度登ってみたい山のベスト5にに入っていた。

1日目(日帰り)
朝久々に早起きして関越道で水上ICを目指す。日帰りなのでなるべく早いロープウェイに
乗りたい。天気予報はまずまずで少し暑くなりそうだ。ロープウェイ駅に着いたときは既に
運行開始時刻を過ぎていたが並んでいる人はおらず、すんなり乗れた。

ロープウェイ頂上の天神平はこれまでにスキーで2回来ているが雪のない時期は初めて。
この時間に来ている人はほとんどの人が登山目的の人ばかりだ。天神峠までリフトを使って
も、使わずに右にトラバースして歩くルートを行ってもあまり登る時間は変わらないようだった
が、やはり軟弱な登山隊はリフトを使う。最初は尾根伝いの緩やかな登りだったが登り始め
から顔の周りをムシがブンブン・・・。手で払いながら行くがだんだん数が多くなってくる。雨上
がりで少し湿度があり、風があまりない気象条件のせいかうんざりするほどまとわりつく。
途中で追い越していったグループのリーダーらしき人は蜂の巣を取るときにつける
ようなネットをかぶっていたがものすごい数のムシがついていて思わず指をさして
笑ってしまった。

登山道は次第に登りがキツクなり、ど素人の登山隊は苦しくなり休み休みになる。少しガス
が出始めたため眺望も少し悪くなる。山頂までわずかなところにある避難小屋のあたりから
ガスに隠れてしまった。このあたりはコイワカガミなどの花がけっこう咲いている場所。
ここからほんの少しで念願の山頂だったがあいにくのガスで景色はよくない。
                    
                      ガスの中の山頂

下山は気温がかなり上がってきており直射日光の中、汗かきながら降りていく。しかし太陽が
でたせいか、登りで悩まされたムシがあまり出なくなった。
下りはリフトを使わずにロープウェイの駅まで降りた。

楽な登山という印象が先行していたが、蒸し暑くて(本当は軟弱など素人だから)結構キツか
った。
帰路は車で一ノ倉沢の雪渓を見学に立ち寄ってから帰った。