山 行 記 録 No.153  

雲仙普賢岳(1359m)

【日程】 2008年 9月  14(日)   【メ ンバー】 お気楽単独(ロープウェイ山頂までエヌ)
曇り時々晴れ 仁田峠 →(ロープウェイ)妙見岳 → 国見分れ →  紅葉茶屋 →  普賢岳山頂
            9:35           9:38/9:48   10:04       10:11      10:27/10:32   
         →紅葉茶屋 → 妙見岳  →(ロープウェイ)仁田峠
             10:47   11:08/11:16          11:20 
自己評価   眺望★★★ /達成感 /危険度★★ /疲労度★/ 総合評価★★★
     
    
島原城からの雲仙 雲仙普賢岳(手前)と平成新山

はじめに
九州の西の果てまで転勤で来て1ヶ月半が経過。そろそろ仕事も生活も余裕が出てきた。
前週は地元の山を少しドライブがてら歩いてみて、今回は奥様エヌも遊びに来たので雲仙温泉に
旅行に・・。ここまで来たらやはり軽く登ってみたくなった。

ちょっと調べてみたら雲仙で今登れる最高峰は普賢岳だそうだ。雲仙普賢岳?ってあの噴火した普
賢岳?と思ったら噴火したのは平成新山と名付けられ、ここが最高峰らしいが登山禁止だそう。
で、普賢岳のコースタイムは?良く調べてなかったが観光協会の案内図だとロープウェイ山頂から
山頂まで一時間強で行けそうなので軽く登ってみることにした。


                     

山行記

前日は観光。島原城で歴史のお勉強をする。結構お城巡りとかは好きだ。夕方は雲仙地獄横の温泉
旅館に行ってここで温泉三昧。
翌日は天気が悪くなければ雲仙普賢岳にでも登ってみようとゆっくり朝食後に車で仁田峠へ。
3連休の中日なのに人も車も少ない。エヌも一緒に登る予定?もあったが腹の調子が悪いというこ
とでロープウェイの上までだけ同行。

ロープウェイの中より仁田峠 ロープウェイ山頂展望台より雲仙ゴルフ場と温泉街

さてここで景色を楽しんでから一人で普賢岳を目指す。
天気は雲が多い割には標高が高いとこだけは視界が良く熊本方面の山々も望める♪

歩くと言っても一応は完全に山道となるのだが、靴はスニーカー、荷物は無し、飲み物も無しと
完全にお気楽モード(決して山をナメてるわけじゃありません)
結構急な登り降りもあるので、さすがに足元だけはもっと固めておいた方が良かったかも・・・

色づき始めたななかまどと普賢岳・平成新山 雲仙温泉とゴルフ場を見下ろす

まず妙見岳は神社のある所が山頂らしく、ロープウェイ終点から僅かに歩いたところ。
ここからダラダラの下りで一旦高度を下げる。

妙見岳山頂の神社 こん標識も・・充分な装備って・・??

そして国見岳との分岐からは更に急降下していく。
さっきまでいた妙見岳が段々高く感じるようになる。

国見岳と普賢岳の分岐標識 妙見岳を振り返る

一旦鞍部まで下り切った所が紅葉茶屋。
ここには茶店でもあるのかと思っていたら、ただ標識が立ってるだけ・・。

紅葉茶屋 山頂標識と三角点、背後は平成新山

紅葉茶屋からは樹林の濃い急な登りに・・。
あっという間に山頂だろうという予想に反して少し長く感じたが疲労を感じるまでもなく山頂へ。

山頂は神社の小さな祠のようなものと、その少し上に山頂標と三角点があった。

山頂標識と三角点、背後は平成新山

すぐ近くに噴火騒ぎのあった平成新山がある溶岩ドームとかはなかんか迫力がある。
そのうち登山道でも付けてもらえると面白そうだが・・。

山頂は少しガスが増えてしまい阿蘇とかが見えるのでは?と期待していたが見えずにちょっと
残念。ただ見晴らしは周囲の海も見えてまあまあだった。

山頂ではあまり時間も取らずすぐの下山にかかる。山頂直下は急な下りで滑り易く、スニーカ
ーでは歩き難かったのでゆっくり降りる。紅葉茶屋から直接仁田峠に降りようかとも思ったが
地図を持ってなかったので、来た道をゆっくり戻って妙見岳からロープウェイを使って下山。

あっという間の時間だったが、なかなか面白かった。
しかし妙見岳から普賢岳までで出会った人は追い抜いた2人だけ・・3連休の中日にしてはち
と寂しい。。



あとがき

雲仙は二百名山だったんですね〜。クラシカルな温泉リゾート地だけど、少し寂れた印象が。。
山の火山活動も収まって、平成新山なども登れるようになれば面白いけど・・

温泉と海と山と歴史を感じる町も近くで観光ついでにはもってこいの山。
紅葉の頃にも来てみたい。