山 行 記 録 No.85-2
早池峰山(1917m) |
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【日程】 2005年 7月 24日(日) | 【メ ンバー】 リーダー ・TAKUさん 2名 |
天気 前日岩手山より 岳駐車場 →(バス) 小田越 → 一合目 → 五合目 → 早池峰山 山頂 晴れのち曇り 20:30(前日)/5:30 6:00/6:06 6:32 7:03/7:09 7:46/7:56 → 五合目 → 一合目 → 小田越 → 岳駐車場 → (車)東川口 →(電車) 自宅 8:25 8:47/8:55 9:20/9:42 10:05/10:20 16:25 |
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自己評価 眺望★★★ /達成感★★☆ /危険度★★ /疲労度★★☆ / 総合評価★★★ |
早池峰山 | 早池峰山 山頂 |
はじめに
早池峰という名は昔、国鉄の急行の名前で知った名だったが、最初は何の名前か良く知らなかった
(笑)が、山の名前だと知ったのは随分あとで・・北上山地の最高峰だが、その姿は周囲が山だら
けで意外に見える場所が少ない。ハヤチネウスユキソウで有名だが、その時期は混むので違う時期
に来ようと思っていたが、偶然花の時期に登ることになった。花を見れるか楽しみ・・♪
山行記
前日の岩手山から車で岳の登山口に移動。車中泊にするか考えながら、とりあえず河原坊手前のうす
ゆき山荘も下見。既に暗くなっていて先客もいて寝てたため、ここはあきらめ岳の駐車場に戻り車中
泊した。綺麗で大きな駐車場の車は思ったより少なく4〜5台しかいない・・。他の人は朝早く着くの
だろうか・・閑散としている。 前日は少し暑くて寝苦しかったがこの日は涼しかった。
TAKUちゃんの車の内部・・布団を敷いてゆったり寝れる♪ |
この時期の早池峰山は週末にはマイカー規制がかかっており麓の岳の駐車場からシャトルバスで行
かなければならない。しかし、バスだと小田越迄行けるので、林道歩きをしなくても良く、歩く時
間が短縮出来る。ただ朝の涼しい日の出と同時の出発は出来ないが始発が5時半なのでまあいいか。
朝は4時半前に起きて朝食を摂りなが準備をしていると少しづつ車も増えてくる。
予定通り5時半のバスに乗る。始発のバスは混んでいて座れない人もいる。客のほとんどが小田越ま
で行くのかと思ったら意外にも途中の河原坊で半分近くの人が降りていったが、我々は帰りがあま
り遅くなりたくないので小田越からのピストンとする。
岳の駐車場 | 小田越からの登り始め |
小田越のバス停は何もない場所で寂しい。早速出発して登り始める。天気は朝霧が晴れかかってい
て、朝の涼しい空気も心地よい♪。前日の岩手山の湿った空気とは全然違う・・
最初は樹林帯や木道のやや滑り易い道。序々に樹林が切れると蛇紋岩の多い道となり展望が一気に
開け、大きな岩と緑と青空の景色が広がる♪ いい感じだ♪
蛇紋岩の多い早池峰 | 反対側の薬師岳 |
蛇紋岩の滑り易い石や岩の急な斜面を登る。両側には高山植物が咲き乱れ、お目当てのハヤチネウ
スユキソウもまだまだたくさん咲いている♪。
一合目 | ハヤチネウスユキソウ@ |
ハヤチネウスユキソウA | ハヤチネウスユキソウの咲いていた周辺 |
先行する団体さん2組を追い抜き5合目で小休止して更に急斜面を登る。
チシマフウロ? | アズマギク?? |
少しづつペースも上げクサリとハシゴの付いた所あたりがキツかったがここを過ぎてしばらくする
と斜面も緩くなりお花の種類も微妙に変わって遠くに見えていた山頂の避難小屋もぐっと近付いて
歩くペースも更に速まり、ほどなく山頂へ。
綺麗に晴れていたが下界の景色は残念ながら雲海の中。
山頂祠 | 1917mの山頂とTAKUちゃん |
山頂ではもっとゆっくりしていたかったが、帰りのバスの時間(1時間に1本しかない)も気にな
るので、ひととおり写真を撮ったらそさくさと下山。
登りで追い抜いていった人達とたくさんすれ違う。また、例によって「早いねー」「もう登ってき
たの?」コールを浴びながらスピードを上げて下山。濡れている所は滑りやすい蛇紋岩の道だった
が、小田越には一合目で小休止しただけで、あっと言う間に着いてしまった。
帰りの五合目 少し雲が・・・ | 小田越バス停 |
小田越で帰りのバスを待っている間も登りのバスが到着すると、まだまだ多くの人が登って来る。
バスで駐車場に戻って早速帰り仕度をして家路についた。心配していた東北道の渋滞もギリギリセ
ーフですんなり家に帰れた♪
おまけ
ハヤチネウスユキソウは噂通りの綺麗な花で、この花ばかりでなく他の種類も多く蛇紋岩の独特な雰
囲気と調和していい感じだった。
またゆっくり来てみたい♪