山 行 記 録 No.141-2
石鎚山(1982m) |
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【日程】 2007年 11月 11(日) | 【メ ンバー】 TAKEMARU・TAKU・お気楽 3名 |
天気 国民宿舎石鎚 → 二ノ鎖小屋 → 弥山 頂上山荘 → 天狗岳
山頂 → 弥山 頂上山荘→ 曇り時々 6:22 7:31/7:38 7:58/8:00 8:11/8:18 8:27/8:40 晴れのち霧 国民宿舎石鎚 →(車)徳島空港 →(飛行機)羽田空港 → 自宅 9:50 |
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自己評価 眺望★★? /達成感★★☆ /危険度★★☆ /疲労度★★/ 総合評価★★★ |
夕焼けの石鎚山 | 石鎚山 山頂方面 |
はじめに
石鎚山は四国では一番有名な山と理解しているが、山の姿を近くで見たこともなく、あまりピンと
来ない印象だが、クサリ場やら岩場が有名なこと位しかない・・?。
今回の四国遠征でやっと登れる機会が巡ってきた。
山行記
一日目剣山よりつづく
朝は天気が悪くてダラダラ支度しているうちに出発は予定より20分遅れてしまった。。他の宿泊客も
やはり皆早起きのよう。。
どの程度寒いのか分からなかったのと、ガスがかなり出ていたためカッパの上下を着込み頭にタオル
を巻いた格好は全身オレンジ色。
ゆっくり歩いて上り始める。ちょうど日の出の頃でギリギリヘッデン無しで歩ける明るさ。前半はほ
とんど稜線伝いのダラダラ登りかほとんど平な道。途中小さなピークを越して行くと次第にガスが取
れ始め、前方にオレンジ色に染まった石鎚山の岩岩の稜線が現れ、歓声が上がる。天気も期待出来る
かな・・と、この時は思った。
最初はアップダウンのある尾根歩き | 山頂も少し見えてくる |
しかし、この後再びガスが出始める。この日は日本海に低気圧が進んで全般に風が強く、午後からは
冬型になるらしいので気温も下がってくる。
成就社からの道と合流 | 二ノ鎖小屋 |
成就社からの道と合流した所で少し休憩。そのすぐ上は石鎚名物の鎖場で二の鎖。話のタネにとクサ
リ場経由にしたが、ガスで濡れていて滑り易く、クサリも冷たい。足がかりもなくかなり登り難いが
なんとか苦戦しながら踏ん張って登る。
(雨で滑り易い時は鎖場にあ行かないほうがいいでしょう・・)
二の鎖をなんとか登って手袋が錆臭くなって冷たくなったが、気を取り直して更に登る。三の鎖はパ
スして巻き道の一般登山道に。少し登るとガスの中にぼんやりと建物が見えて来て、どうやらここが
山頂らしい。
ガスの中のクサリ場をあくせく登る | ガスの中の頂上小屋 |
山頂は神社と避難小屋が同じ建物になっていて、残念ながらガスで眺望は無し。少し写真を撮ってす
ぐに天狗岳に向かう。天狗岳まではいきなりクサリ場があって、その先は岩岩の歩き難い道で、踏み
跡が多くてどれが正解なのか分からないまま登って、すぐに山頂に着く。やはりガスガスで眺望が無
くて、風もあって寒い!
天狗岳山頂 | 再びガスの中の頂上小屋 |
記念撮影をしてすぐさま退散・・。
山頂神社に戻って休憩しようとしたが風があって寒くて適当な場所も無いので、そのまま下山するこ
とにした。
下りはクサリは勿論使わず良く整備された道をズンズン下る。登ってくる人を多くすれ違うようにな
る。山頂の天気を聞かれたりしたが「残念です!」としか言いようがない・・。
成就社との分岐を過ぎて道が平らになってもっと飛ばして歩けると思ったが、話をしながらゆっくり
目のスピードで下る。天気はガスの中からは抜けたが相変わらずの曇り空。
さっさか下山 | 無事国民宿舎に戻る |
結局あっという間に土小屋方面の景色が見えてきて、国民宿舎が大きな姿になって少し下ってあっ
けなく終了。ちょっと天気が悪いのが残念だったが山頂が見れただけ良しとすることにする。。
帰りはまたいよ西条IC経由で徳島空港に戻るのだが、水沢ダム経由の道を見たいとのTAKUちゃんの
リクエストでダム経由の道を使ったが、事前に調査した結果と違って僅かにダム経由の道の方が速
かった・・。(条件によって違うこともありますが・・)
徳島空港 |
結局、徳島空港では予定より2本前の便に余裕で間に合って乗れて、無事帰宅した。
この週末は関東は天気が悪かったらしく、西の方はまあまあだったので何となく得した気分だった。
あとがき
四国の百名山はコースタイムこそ短いが四国の山道はくねくねで細いのでかなり時間を取られる。予定
を組むには余裕を持って組む事が必要かもしれない。
今回のように東京から1泊2日で飛行機&レンタカーだとテキパキとした行動が必要になる。また、移
動距離も長いので運転に慣れない人は大変かもしれない・・。