山 行 記 録 No.25                               

三毳山(229m)

 2003年 1月 3日(金)
メンバー : リーダー単独
日程: 自宅 →(車)かたくりの里→三毳山頂上→ かたくりの里→実家→佐野厄除け大師→自宅
  
   11:40      12:40/12:45     13:08/13:15    13:33/13:35    
曇り時々雪          
  
自己評価 :  眺望★☆ /危険度☆ /疲労度★ /達成感★ /満足度★   

                
 
                      三毳山(車中より)          雪のカタクリ群生地
      
はじめに
三毳山(みかもやまと読みます)は関東百名山になっているらしく、リーダーの実家より程近い。
最近はカタクリの里として結構有名になっており周囲も公園などが整備され周辺の人々の憩い
の場となっている。特にカタクリの見頃(桜の咲く頃)になると大勢の人が押し寄せるらしい。あと
万葉集にも詠まれている歴史ある山で、東北自動車道を北に向かうと関東平野の終わりの
最初の山がこの山です。(佐野S.A横)

あまり人の多い所は好まないのでカタクリの咲く頃より閑散とした真冬がいいと思っていた。
カタクリは確かに綺麗でかなり騒がれているが、よく上越方面に山菜取りに行くと群生している
場所を見ることも多く、わざわざ三毳山で見る必要はまったくない。

ということで、今年の初山行としてちょうど正月で実家に行くついでに軽く登ってみることにした。
     
山行記
朝、奥様とゆっくり家を出ようとすると雪が降り出す。前回の赤城山での雪を思い出しなんとなく
気がすすまなくなったがどうせ低い山、雪があってもどうってことないと思って東北道を飛ばし
佐野I.Cで降りカタクリの里へと向かう。最初は東側のフラワーセンターのほうから登ろうと思って
いたがセンターは休みで登山口もよくわからないのでカタクリの里のほうから登ることにした。

カタクリの里に着くと相変わらず少し小雪が舞っており、しかも前日降った雪が日陰には4〜5cm
積もっている。一緒に行った奥様を車の中で待たせ、単独で登る。(奥様まったく登る気無いので
1時間位で戻ると言って登る)

登り始めてすぐカタクリ群生地の横を通るとまずまずの急登になっていく。どうせ低い山とタカをくく
ってかなり飛ばして登っていくが正月休みでだらけた体にはややこたえる。しかも本来ならば落ち
葉の道のはずが雪が結構積もっており上滑りして登りづらい。しかし踏み跡は多いので安心だ。

もちろんアイゼンもつけないし、スパッツも無しだがやや不安になりそうなところで登りが次第に
緩くなり頂上も見えてくる。標高差にしてわずか200mの登りだったが飛ばしたせいか、足が上が
らなくなり汗もビッショリかいてようやく頂上に着いた。 (わずか30分弱の登りなのに・・・)
         
          雪の登山道       三毳山頂上(最高点竜ヶ岳)  頂上からの景色(関東平野)   

頂上からの景色は曇っていた関東平野が一望できたが残念ながら北関東の高い山(男体や赤城
浅間山等々)は見えなかった。
下山は雪がかなり気になり滑って転びやすい状態。前回の赤城山の轍は踏むまいと油断しないで
ゆっくり下った。登りではまったく気にならなかった肋骨のケガだが下りでステップを大きくとると
結構響くので歩幅を小さくして歩いた。
スリップさえ気をつければやはり下りは楽・・。あっという間に奥様待つ車に着いた。
              
                
雪の下山道

往復1時間足らずのミニ山行はあっという間に終わったが・・・
低い山でも山は山。あまりナメちゃいかんと感じた。

山行後は佐野厄除け大師に立ち寄り今年の健康と安全を祈願し、佐野ラーメンを食べて帰った。