山 行 記 録 No.99  

前武尊山(2040m)十二沢山スキー

【日程】 2006年 1月 9日(月)   【メ ンバー】  リーダー・エヌ(ゲレンデスキーのみ)
日帰り       自宅 →(車)オグナ武尊スキー場 駐車場 → ゲレンデスキー → 第6リフト終点 →
曇り時々晴れ    5:00               7:40                               10:15/10:25        
時々雪のち
     前武尊山 山頂 → (十二沢滑走) → オグナ武尊スキー場 下部  → (車)自宅
晴れ          11:22/11:37                          11:54/12:40               15:15  
自己評価   眺望★★★ /達成感★★ /危険度★★  /疲労度★★ / 総合評価★
     
    
前武尊山 十二沢 前武尊山頂より剣ヶ峰

はじめに
正月明けの3連休。せっかくなんでどこか行こうと思っても日本海側は大雪。豪雪地帯は危険だし
人もあまり入ってなくてラッセル必至。。モロ日本海側の山では無く少し太平洋側の気候に近い所
で山スキーに行こうかとか、ゲレンデスキーにしようかとかいろいろ考えてみた。
結局エヌと一緒にゲレンデスキーでも行こうかということになり一番予報の良かった3連休最終日
の9日に行く事にした。で、ゲレンデスキー+αで楽しめる所で豪雪地帯でない場所はというと
年行った
前武尊山+オグナ武尊スキー場が近くて条件がいいのでここに決めた。



山行記

日帰り
家から200km圏の日帰りなら高速のETC割引で深夜早朝と通勤割引のセットでかなり安くなる。今回
は100kmちょっとなので所沢−渋川だけ100km以内の深夜早朝割引を使って、あとは下道。このとこ
ろの寒さで沼田の市内から先は完全に圧雪アイスバーン。それでもオグナ武尊スキー場の駐車場に
はかなり早めに着いた。
リフト券はどうするか迷ったが午前券を買って、朝一番でリフトの動くのを待ち、早速パウダー
(新雪は30cm程度)を食ったり綺麗に圧雪されたバーンを滑って楽しむ。

オグナ武尊スキー場(朝イチのパウダー) 第6リフト&前武尊山

しかし最近はこの手の輩が多いのか・・30分位でいい所はかなり荒らされてきたが端の方のパウダ
ーを滑って楽しむ。その後リフトを乗り継いで一番上の第6リフトに乗ろうとしたがまだ準備に時
間がかかっており動いていない。。

乗り場には山ボーダー数名と山スキー数名の前武尊山のバックカントリーに向かう人々が少し集ま
って動くのを待っている。確認しようと思ってたらすぐに動き出した。今年の大雪でリフトの通り
道の雪が埋もれて邪魔になりのでを除雪していたらしい。

第6リフト沿いの斜面も綺麗に整備されていたので1本滑ってみる。ここでゲレンデスキーだけの
エヌとは別れ第6リフトに再び乗って、終点で出発準備。更に数名が山に入る準備をしている。

第6リフトから皇海山 スキー場最上部からの日光白根山

出発して早速やや急な登り。前回もそうだったが、シールでギリギリ登れるような斜度なのでいき
なり大汗。気を抜くと後ずさりしそうになる。しかもこの日は普通のスキー用のストックで来てし
まったので突いても新雪が深い底なしで結構苦労。又、スノーシューのトレースに付いてしまった
のでボコボコで更に登り難い。
樹林帯が切れる頃には左手に赤城山が見えたと思ったらその右手には富士山も見える天気の良さ。
けど暑い。。途中でテレと山スキーの2人組の人に抜かれる。この人達は途中から右にトラバース
するトレースを追わず、直登気味でラッセルして行く。

登りだして樹林を抜けると左手に富士山も・・・ 疎林帯の登り・・・滑るのにはいい感じ♪

後半からは斜度も少し落ち着いて最後に少し登ると屋根が見えて中に武尊像のある山頂へ。
景色が良くて風も穏やかだが空気はピリピリしてすぐに寒くなる。先行者は山スキー・テレ・ボー
ダーと6人位いた。(ボーダーの人はスキー場のイントラとか言っていた)
山頂からは剣が峰が大きな姿で迫り、浅間〜草津白根方面の山々は真っ白。赤城・皇海・日光白根
等も良く見えるナイスパノラマ。。

山頂(屋根の下は日本武尊像) 山頂より剣ヶ峰山

このコンディションなら荒砥沢は相当素晴らしいパウダーだろうなと思ったが、エヌにゲレンデで
遊んでもらって待たせているのでパス。
スキー場第6リフト方面に下りる十二沢を滑ることに。先行して降りた人は2人だけなのでノート
ラック状態か・・。
山頂に休憩している人にお先〜と、挨拶していざ出発新雪はスキーでも膝位まで埋まるパウダー。
少し陽が高くなっていて軽さが失われつつある時間だったがまずまずの軽さのパウダー。樹林の少
ない場所を選んで滑る。

山頂より真っ白な浅間山と高峰・湯ノ丸方面を望む 十二沢は樹林帯を滑る

最後にスキー場に抜ける第6リフト沿いは雪が深く登り返しが大変そうなので
、あまり左に下りすぎないように気をつける。逆にあまり右に行き過ぎるとスキー場に戻れなくな
る遭難ルートになっちゃうが・・この日の天気なら迷うことは無い。
パウダーを楽しみなが少し降りるとあっという間にスキー場が見えてくる。第6リフトの降り場に
近い所に滑り降りて、あっけなく終了。ちょっと物足りないが、ノートラックのパウダーを滑れた
ので満足♪。

スキー場下までは一気に滑り降りたが、まだ時間も余ってるので又リフトに乗ってゲレンデスキー。
朝イチと比べてだいぶバーンも荒らされてきたので3本滑って上がり。
帰りの道の渋滞も嫌なのですぐ帰路について明るいうちに家に戻った。

 

おまけ
前武尊の雪質はやはり良かった。荒砥沢上部のパウダーに行きたかったがまだ次回ということで。
ここは近いので簡単に来れるし、日本海側より天気も雪質もいいのがいい。。
日本海側の天気が悪い時に来るにはいい場所だ。。



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